2014年8月13日更新
●夏休み中のお子様のけがには気をつけて!
夏休みのまっただ中です。
お子様にとっては1年で一番長いお休みで、楽しい思い出をたくさんつくることができる時期。しかし、くれぐれもお子様のけがや病気にはご注意ください。
とくに熱中症、食中毒、プール熱、自動車事故、自転車での事故、プールや遊具での事故、冷たいものの飲みすぎや食べすぎによる下痢などには十分に気をつけてあげましょう。
突然の病気やケガ! そんなときどうする?
明らかに緊急を要する場合は、迷わず医療機関にかかってください。
そうでない場合は、まずは電話相談やホームページを利用してみましょう。
電話相談 | 小児救急電話相談 #8000 |
全国どこからでも、小児科医や看護師からのアドバイスが受けられます。実施する時間帯は都道府県により異なり、愛知県は19時~23時です。深夜対応しているところもあります。 厚生労働省 ホームページ 小児救急医療電話相談事業(#8000)について |
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ホームページ | こどもの救急 http://kodomo-qq.jp/ |
厚生労働省研究班/社団法人日本小児科学会が監修。 子どもの気になる症状に対し、受診するかどうかの判断の目安や、対処法などの情報を提供しています。 |
「子どもの医療費無料化」は、本当の「タダ」ではありません!
各市区町村が独自に実施している「子どもの医療費無料化」により、窓口の自己負担分が無料で医療を受けられることがありますが、本当に医療費が「無料」になったわけではありません。この制度は、健康保険組合の負担と、各自治体からの助成により成り立っています。
健康保険組合の財政が危機的状況を迎えている今、子どもの医療費が増えると、みなさんの保険料の引き上げとしてはね返ってきます。
※子どもの医療費無料化は、各市区町村が独自に実施しており、対象年齢や補助の割合などはそれぞれ異なります。
※お住まいの市区町村が補助を行っていない場合、医療費の2~3割を自己負担します。
健保組合がみなさんの保険料から負担しているということは、「タダだから使わないと損」は勘違いなのです!むしろ大切に使わないと、保険料のアップにつながってしまいます。
こういった観点からも、お子様の健康管理は重要です。