2014年8月12日更新
●室内でも熱中症にご注意ください!
熱中症指数が「厳重警戒」または「危険」の日が続いています。熱中症は炎天下にいるときだけ注意すればよいと思われがちですが、実は室内で危険な状態になる場合が多くあります。
最近は節電のためにエアコンをあまり使わない人が多く、熱中症による死亡例の9割は室内で起きていて、そのうちの86%はエアコンを使っていなかったことがわかりました。
節電も大切ですが、健康はもっと大切です。無理にがまんして熱中症にならないようにしましょう。
室内でも熱中症には十分注意しましょう
●体感ではなく、室温をチェックしてエアコンを入れよう
特に高齢者は暑さを感じにくく汗もかきにくいため、気づかないうちに熱中症になりがちです。こまめに室温をチェックしましょう。
●のどが渇いていなくても水分補給をしよう
のどが渇いたと感じるときは、すでに体内の水分が不足している状態です。時間を決めて飲むなどして、こまめな水分補給を心がけましょう。
●短時間で切れるエアコンのタイマー設定は控えよう
夜になって外の気温が下がっても、建物には昼間の熱がこもっていてなかなか室温が下がらなくなっています。そのような場合は、エアコンが切れたら30分ほどで室内が暑くなってしまうので注意が必要です。