2014年9月17日更新
●ジェネリック医薬品を活用して医療費を節約!
みなさまがケガをしたり病気にかかったときに使われる医療費のこと、気にされていますか? 自分や家族の健康のためにしかたのない出費とはいえ、4月から医療費がアップしたこともあり、できるだけ少なく抑えたいものですよね。
医療費を安く抑えるために効果的なのが、病院で処方される薬の「ジェネリック医薬品」への切り替えです。ぜひジェネリック医薬品を活用し、医療費を節約しましょう!
ジェネリック医薬品に切り替えて、薬代を節約しましょう
病院で処方される薬には、「新薬」(先発医薬品)と「ジェネリック医薬品」(後発医薬品)があり、ジェネリック医薬品に切り替えると、薬代を安く抑えることができます。
ジェネリック医薬品は、新薬の特許期間終了後に、新薬と同じ有効成分を使って開発される薬で、新薬よりも約20~80%安くなっています(平均で約半額)。これは、新薬の研究開発には長い期間と莫大な費用がかかるのに対し、ジェネリック医薬品はそのコストを大幅に抑えることができるからです。
新薬よりも安いといっても、同じ有効成分を使い、厚生労働省が定めた試験をクリアして、品質・有効性・安全性が新薬と同等であることが証明されたものだけが販売されていますので、治療の効果は新薬と同等で、値段は安くできることが、ジェネリック医薬品の最大の魅力です。
ジェネリック医薬品に切り替えるには・・・
不安な方は、まずは「お試し調剤」で
ジェネリック医薬品を利用したことがなく、なんとなく不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方は、
「分割調剤」
というしくみをご利用ください。
このしくみを使えば、1枚の処方せんで何回かに分けて薬を受け取ることができますので、まず最初の1~2週間だけジェネリック医薬品を試してみる(=ジェネリックお試し調剤)ことができます。
※医薬品の種類によっては、ジェネリック医薬品が発売されていないものもあります。
また、治療方法によっては変更できない場合や、ジェネリック医薬品を採用していない医療機関もあります。