2014年10月13日更新
●「体育の日」にウォーキングを始めてみませんか?
現代の私たちの生活では、家事や仕事の自動化、交通手段の発達によって、体を動かすことが減ってきています。これは、食生活の変化とともに、生活習慣病が増加する原因の一つになっています。
一方で、運動をよく行う人は、高血圧や糖尿病、肥満、骨粗しょう症などになりにくく、死亡率が低いという調査結果が出ています。
涼しく快適なこの時期、秋の彩りを楽しみながら、リフレッシュと健康づくりを兼ねてウォーキングを始めてみてはいかがでしょうか?
● 今日は「体育の日」です
昭和39年10月10日に東京オリンピックの開会式が行われたことを記念して、10月10日が「体育の日」とされ、平成12年のハッピーマンデー制度の導入で10月の第2月曜日に替わりました。
この「体育の日」は、『国民の祝日に関する法律』第2条で、「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」と定められています。
これからウォーキングを始める方へ
「ウォーキング」と「散歩」は違います。歩く距離や時間などを測って、運動量を管理するのがウォーキングです。
ウォーキングはしっかり歩くことを意識して取り組めば、立派な運動になります。
「運動」と言われると大変そうなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、歩く中に楽しみを見つけて取り組んでみましょう。
ウォーキングを楽しく続けるコツ
- 目的地を設定して歩いてみよう
- ときどきコースを変えて、
新しい景色などを楽しみながら歩いてみよう - 友達や家族と一緒に歩こう
- 万歩計を使って、歩数や距離をチェックしよう
体調が良くない時は無理をしないで休み、体調の良い日に楽しみながら、自分のペースでウォーキングを続けていきましょう!
★ ウォーキングをする時のポイント ★
- 運動しやすい服装で!
汗をかく場合もあるので、吸湿性のある衣服を運動着にするのも良いでしょう。
靴は必ず自分の足のサイズに合うものを履きましょう。クッション性の高いものなら足の保護にも役立ちます。 - 準備運動と水分補給を忘れずに!
足首を回す、アキレス腱を伸ばすなどの簡単なものでよいので、ストレッチを行いましょう。
また、夏場ほどではなくても、運動中にはこまめに水分を摂るよう心がけてください。 - 正しい歩き方で運動効果アップ!
正しい姿勢で歩くことで、疲れにくく、運動効果も上がります。
- 視線はまっすぐ前に向けます。
- あごを引いて背筋を伸ばし、腰は一定の高さに保ちます。
- 腕は90度に曲げ、歩くリズムに合わせて軽く振ります。
- 足はかかとから着地し、つま先から蹴り出します。
- 足を前に出した時に、ひざが伸びていることを意識しましょう。