2014年10月17日更新
●目指せ禁煙!みんなでサポート ①COPDをご存知ですか?
喫煙がさまざまな病気の原因になることは、広く知られるようになりました。その中で、がんやメタボについてはご存知の方も多いと思いますが、COPDについてはいかがでしょうか。
COPDはまだ認知度が低く、早期に気づきにくいため、重症化して呼吸不全に至るケースもあります。そして、この病気はいったんかかってしまうと完治はできません。
禁煙によって防ぐことができるCOPD。タバコからの卒業について、もう一度考えてみませんか?
慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは?
COPDは長期間にわたる喫煙を経て発症する病気です。
厚生労働省の統計によると、2013年のCOPDによる死亡者数は16,443人で、いまだに喫煙率が高く、喫煙開始年齢が若年化している日本では、今後さらに患者数が増加することが懸念されています。
COPDは、タバコの煙(喫煙および受動喫煙)によって気道や酸素を取り込む肺胞の炎症・破壊が起こり、運動時の呼吸困難や慢性の咳・痰といった症状が出る、進行性の病気です。
生命を脅かすこの病気には、根本的に治療して元の健康な肺に戻すことのできる治療法はありません。少しでも早く発見して治療を開始し、進行を遅らせることが重要です。
COPDの治療はさまざまな方法を組み合わせて行いますが、その第一歩は禁煙です。
タバコをやめて、健康寿命をのばしましょう
「Smart Life Project」では、「健康寿命をのばしましょう」をスローガンに、
「禁煙」 について、具体的なアクションの呼びかけを行っています。
▼くわしくは、こちらをご覧ください。
Smart Life Project 事務局(厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課)運営