2014年10月21日更新
●マスクの準備はお済みですか? 咳エチケットを徹底しよう!
朝晩は冷えるようになってきて、風邪をひく人が増えています。そして、これからインフルエンザも流行する時期になります。
そこで感染の拡大を防ぐために徹底したいのが、咳エチケットです。
ウイルスに感染している人の咳やくしゃみのしぶき(飛沫)を、周りの人が吸い込むことによって感染することを「飛沫感染」といいます。さらに飛沫がドアや手すりなどに付くと、それをほかの人が触り、その手が口や目、鼻などに触れることで「接触感染」も引き起こします。
一人ひとりが咳エチケットを徹底して、感染の拡大を防ぎましょう!
咳やくしゃみなどの症状が出たら、必ずマスクの着用を!
★ 咳エチケットのための正しいマスクのつけ方
家庭用マスクは、ガーゼマスクと不織布製マスクの2種類がありますが、衛生面からも使い捨てができる不織布製マスクをおススメします。
鼻と口を確実に覆って、鼻のわきや両ほほ、あごなどにフィットさせて、顔とマスクにすき間がないように装着しましょう。
不織布製マスクは使い捨てですので、1回使用したら必ずゴミ箱に捨てましょう。
◆ マスクがない時の咳エチケット ◆
1. 咳やくしゃみが出そうになった場合
→ 周囲の人から離れてティッシュなどで口と鼻を覆う
咳やくしゃみは2mも飛ぶことがあります。できるだけ周囲の人から離れて、しぶきを飛ばさないようにティッシュなどを使いましょう。
使ったティッシュはフタ付きのゴミ箱に捨てるか、ビニール袋などに入れてしばって捨てましょう。
2. 満員電車などで動けない場合やティッシュがない場合
→ できるだけ顔をそむけて上着の袖などで口と鼻を覆う
上着の袖口(できるだけひじに近い位置)などで口や鼻を覆いましょう。手のひらで口を覆うと手のひらにウイルスが着いて、その手で物を触ると接触感染につながる恐れがあります。
手で押さえてしまったら、何かに触る前に石けんで手を洗いましょう。
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。