2014年10月28日更新
●目指せ禁煙!みんなでサポート ③糖尿病や循環器への影響
タバコはがんだけでなく、糖尿病や循環器の病気の原因にもなるということをご存知でしょうか?
タバコの煙には、4,000種類以上もの化学物質が含まれていて、その内の200種類以上が有害物質です。喫煙者は非喫煙者と比べると、心筋梗塞や狭心症などにかかるリスクが3倍も高く、糖尿病にかかる確率は1.4倍になると言われています。しかし、これらのリスクは禁煙することで下げることができます。
命に関わる病気にならないためにも、禁煙にチャレンジしてみませんか?
<1> タバコが糖尿病のリスクを高める理由
タバコには、体内のインスリン(血糖値を下げる働きをするほぼ唯一のホルモン)の働きを妨げる作用があり、そのため糖尿病にかかりやすくなります。また糖尿病にかかった人がタバコを吸い続けると、治療の妨げとなるほか、脳梗塞や心筋梗塞・糖尿病性腎症などの合併症のリスクが高まることがわかっています。
<2> タバコが循環器病のリスクを高める理由
タバコを吸うと、動脈硬化が発生しやすくなります。
動脈硬化とは、血管(動脈)の壁が厚くなったり硬くなったりして、血液の流れが悪くなる状態のことで、心筋梗塞や脳卒中など、命に関わる病気の原因となります。
タバコを吸っていると、悪玉(LDL)コレステロールが血管にたまりやすくなるだけでなく、動脈硬化を防いでいる善玉(HDL)コレステロールが減ってしまいます。そのため、動脈硬化が発生・悪化しやすくなるのです。
受動喫煙でも循環器の病気にかかるリスクが高くなります
タバコを吸わない、周りの人への影響も忘れてはいけません。
がんのリスクと同様に、受動喫煙による循環器病のリスクは、受動喫煙がない人と比べて20~30%高くなります。
★ 病気の予防だけじゃない!禁煙効果のいろいろ ★
禁煙は、健康状態を改善するのはもちろん、「食べ物の味がよくわかるようになった」「肌の調子がよくなった」「倦怠感がなくなった」「目覚めがさわやかになった」などの体調の変化を感じることが多く、そのほか「自分に自信がついた」「人生観が変わった」などの精神面での効果を感じる人も少なくありません。
禁煙の健康改善効果は、禁煙開始直後から表れ、継続するほどアップしていきます。「らくらく禁煙コンテスト」に参加して、仲間と一緒に禁煙にチャレンジしませんか?
「らくらく禁煙コンテスト」申込受付がスタートします!
当組合では公益財団法人日本対がん協会が主催する「らくらく禁煙コンテスト」に参画し、禁煙を成功させるためのサポートを行っています。
申込締切日 | 平成26年11月21日(金) |
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コンテスト実施期間 | 平成26年12月18日(木)~平成27年1月28日(水) |
参加料 | ワンコイン (500円) |
★ 参加者特典 ★
特典1:専用Webサイト利用!(PC版&携帯版)
禁煙をサポートする充実したコンテンツ!レポートの提出は専用Webサイトからが便利です。
特典2:禁煙サポートメールの配信
コンテストの進行に合わせてメールを配信。禁煙の取り組みをバックアップします。
特典3:禁煙電話相談
コンテスト開催期間中、無料でご利用いただけます。
特典4:「禁煙成功者証(記念品付)」贈呈!
禁煙に成功しされた方全員に贈呈します。さらに、抽選で旅行券等の記念品を贈呈します。
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。