2014年11月18日更新
●接骨院・整骨院で健康保険が使える範囲に注意しましょう!
ケガしたときや体の調子が悪いときに、病院ではなく接骨院や整骨院で診てもらう方もいらっしゃると思います。しかし、接骨院や整骨院では医師でなく「柔道整復師」が治療を行うため、健康保険を使える範囲や条件が限られていることをご存知ですか?
「各種保険取扱」と掲げられていても、すべての治療を健康保険で受けられるわけではありません。よく知らないまま受診してしまうと、実は健康保険が使えず、高額な治療費を支払うことになるかもしれませんので注意しましょう。
▼接骨院・整骨院で治療を受ける場合の注意点▼
1.施術前に負傷原因や症状を正しく伝えましょう。
外傷性のケガ以外の場合や、労災適用の場合は健康保険は使えません。
接骨院・整骨院で 健康保険が使えるとき |
健康保険が使えないとき <全額自己負担となります> |
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○急性または亜急性の外傷性のケガ(具体的には骨折・不全骨折・脱臼・ねんざ・打撲・挫傷) ※応急手当の場合を除き、骨折・不全骨折・脱臼には「医師の同意」が必要です。 ★勤務中や通勤中のケガは労災保険適用になります。また、交通事故の場合は、必ず健保組合へご連絡ください。 |
×日常的な肩こり・腰痛 ×スポーツによる筋肉疲労・筋肉痛 ×リウマチ・関節炎などの病的な神経性の筋肉の痛み ×「ついでに他の部分も」「付き添ってきたついでのマッサージ」など |
2.「療養費支給申請書」の内容をよく確認してから署名しましょう。
「療養費支給申請書」は、柔道整復師が患者に代わって作成し、当組合に治療費を請求するための書類です。ここで間違いがあると、誤ったまま請求されてしまいますので、署名をするときは内容をよく確認してください。白紙の申請書に署名・捺印することは避けましょう。
3.負傷原因照会(施術内容の確認)のため、領収書をもらい、
保管しておきましょう。
当組合では、みなさまの貴重な保険料を適正に使用するため、柔道整復師(接骨院・整骨院)に受診された方へ、負傷原因を照会させていただいております。
この照会は、柔道整復師からの請求内容が適正であるかを確認するためのものであり、点検機関(ガリバー・インターナショナル(株))に当組合が業務委託しております。受診月の2ヵ月後に点検機関より直接照会文書「柔道整復師(接骨院・整骨院)での受診に伴う確認について」を送付させていただくことがありますので、回答をご記入のうえ提出期限までに同封の返信用封筒にてご返送ください。
なお、内容の確認のためにも、領収書等の保管をお願いいたします。
※個人情報保護法に基づき、ご回答いただきました内容につきましては、委託先との間で柔道整復師に確認する際の資料としてのみ使用し、他の目的には一切使用いたしません。
●ご不明な点がございましたら、
当組合業務課(052-211-2439 ダイヤル・イン)にお問い合わせください。
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。