2014年12月2日更新
●忘年会シーズン、お酒と上手に付き合いましょう
忘年会やクリスマスなど、12月はお酒を飲む機会が多くなります。連日宴会の予定が入っている方もいるかもしれませんね。
お酒には、ストレス緩和や食欲増進、コミュニケーションツールとしての効果があります。しかし、二日酔いや胃もたれを起こしては翌日に差し支えます。
飲みすぎないように、適量を守って、健康的にお酒を楽しみましょう!
★ 「適量」ってどれくらい?
お酒を飲むときに注意したいのは、「カロリー」と「アルコール」の摂りすぎです。
カロリーは、お酒のカロリーはもちろん、おつまみのカロリーにも注意が必要。お酒のおつまみには、揚げ物などのカロリーの高いものが多く、飲んでいる間に自制心もゆるんでしまい、つい食べすぎ・飲みすぎになりがちです。
空腹の状態でお酒を飲むと胃がダメージを受けやすく、肝臓にも負担がかかるので、一緒にお食事やおつまみも食べて体を守ることは大切ですが、カロリーを摂りすぎないように気をつけましょう。
アルコールについては、厚生労働省では「節度ある適度な飲酒」の量を、純アルコールにして1日平均約20gとしています。
ただし、これはあくまでも目安の数字で、体質やその日の体調などによっては、この量でも飲みすぎの場合があります。
また、中年男性に比べて、女性や高齢者は飲酒量を控えることをおすすめします。
■ 定番のお酒のカロリー
・生ビール1杯 80kcal ・日本酒1合 160kcal ・ワイン1杯 60kcal
・ウイスキーダブル1杯 160kcal
【アルコール量の計算方法】
お酒の量(ml)×[アルコール度数(%)÷100]×0.8
たとえばビールの場合・・・
(中ジョッキ435ml、アルコール度数5%で計算)
435(ml)×[5(%)÷100]×0.8= 17.4g
なお、本年6月1日には「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、アルコールによる健康への影響やそこから引き起こされるアルコールに関連する社会問題についての理解などが推進されております。
★ 水分補給が大切です
アルコールと一緒にお茶や水を頼んで交互に飲んだり、先に水を飲んだりしておくと、二日酔いの予防になります。
もし二日酔いになってしまった場合も、二日酔いの体は脱水症状を起こしているので、まずは水分をとりましょう。体内への吸収が早いスポーツドリンクがおすすめです。
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。