お知らせ
2014年12月12日更新

●風邪薬にもジェネリック医薬品があります

 この季節は風邪をひきやすく、年末に向けて忙しいこともあって、一度ひいてしまった風邪がなかなか治らないという人もいるのではないでしょうか。

 新薬に比べて価格が安い「ジェネリック医薬品」は、薬を飲むのが長引くほど新薬との差額が大きくなり、薬代の節約につながります。

 何かと出費がかさむ12月は、少しでもお金を節約したいところ。ぜひ風邪などの病気にもジェネリック医薬品を使い、賢く節約しましょう!

 「ジェネリック医薬品」ってなに?

 新薬の特許が切れた後に他の医薬品メーカーが開発した、主成分・分量がほぼ新薬と同じで、効果・効能も同等の処方薬のことです。
 「新薬」(先発医薬品)は、その研究開発に長い歳月と莫大な費用がかかるため、薬の値段も高くなります。しかし「ジェネリック医薬品」(後発医薬品)は、すでに有効性や安全性が新薬で確認されていることから、開発期間やコストを大幅に抑えられるので、新薬よりも値段が安くなります

● 薬を味で選ぶ時代がやってくる?

 ジェネリック医薬品は、新薬と比べて価格が安いだけでなく、服用しやすいように工夫されたものも多数あります。
 たとえば、口の中で溶かして服用するOD錠は、味が重要になります。このOD錠を飲みやすくするために、ビターココア味、抹茶味、オレンジヨーグルト味など、ジェネリック医薬品では食品メーカーさながらに、味やにおいの工夫が進められています。

 どのくらい安くなるの?

 ジェネリック医薬品は、新薬の3~5割程度安い価格で販売されています。
 現在、薬を処方されている方は「かんたん差額計算」サイトで薬の製品名を入力すると、その薬をジェネリック医薬品に切り替えた場合の差額を調べることができます。

「かんたん差額計算」はこちら

 ジェネリック医薬品に切り替えるにはどうすればいいの?

 まずは医師に相談しましょう。
 直接伝えにくい場合などには、受付で診察券・保険証と一緒に提示できる「ジェネリック医薬品お願いカード」「ジェネリック希望シール」をご活用ください。
 お手元にない場合や、ご家族で活用されるため複数枚必要な場合などは、当組合(業務課 TEL 052-211-2439)までご連絡ください。

不安な方は、「お試し調剤」をご利用ください

 ジェネリック医薬品を利用したことがなく、なんとなく不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方は、 「お試し調剤(分割調剤)」 というしくみをご利用ください。
 このしくみを使えば、1枚の処方せんで何回かに分けて薬を受け取ることができますので、まず最初の1~2週間だけジェネリック医薬品を試してみることができます。

インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から

 毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。

インフルエンザ予防接種はお早めに!!

 ワクチンが十分な効果を維持する期間は、接種後2週間から約5ヵ月とされていますので、流行前の遅くとも12月中旬までには予防接種を受けましょう。


ノロウイルスに注意!

きっちり手洗い、しっかり加熱でノロウイルス食中毒の予防を!



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