お知らせ
2014年12月16日更新

●今からでも遅くない!
インフルエンザに負けない免疫力をつけよう!

 インフルエンザが全国的な流行期に入り、学校でも学級閉鎖が相次いでいます。流行は今後さらに広がり、来年の1~2月頃にピークを迎えるとみられています。

 インフルエンザの感染を防ぐためには、ワクチン接種や手洗い、咳エチケットとしてマスクの着用などを心がけるとともに、食事や運動、睡眠などの生活習慣によって、体の「免疫力」を高めておくことが大切です。

 年末が迫ってきて、仕事や忘年会などの付き合いで疲れがたまっている時期だからこそ、栄養バランスのとれた食事や適度な運動、十分な睡眠などを心がけて、体の免疫力と体力アップをはかりましょう!

免疫力アップのためには・・・

栄養バランスのとれた食事

 食事のコツは「量は少なく種類は多く」です。ウイルスと戦うための免疫物質のもととなるタンパク質やミネラル、それからビタミンA、B、C、D群などを含む食事を意識的に摂るようにしましょう。また、山芋、納豆、オクラなどのネバネバ成分であるムチンも、腸内環境を整えて免疫力を高めます。

質の高い睡眠

 睡眠中に免疫物質が生成されるため、睡眠不足は免疫力を低下させます。忙しいと睡眠を犠牲にしてしまいがちですが、体内リズムを整えるためにも、十分な睡眠をとるようにしましょう。

適度な運動

 適度な運動は血行を良くして免疫細胞の働きを活発にし、ウイルスに対する抵抗力を高めてくれます。

ストレスの解消

 ストレスにさらされ続けると免疫力が弱くなります。前向きになれる自分なりのストレス解消法を見つけ、ストレスに負けない心身をつくりましょう。

感染を防ぐためには・・・

手洗い・うがいでウイルスを寄せ付けない!

 外出先からの帰宅時や、食事の前後、人ごみの中で過ごした後など、そのほか気になった時には「手洗い」「うがい」をしましょう。
 手洗いには石鹸を使用し、手の甲、指と指の間、指先や爪の間など細かい部分、手首の周りまでしっかりと洗います。洗った後は、きちんと拭いて乾かしましょう。

適度な湿度を保って喉や鼻を守りましょう

 空気が乾燥した状態の屋外または屋内で過ごしていると、喉の粘膜の防御機能が低下し、ウイルスの影響を受けやすくなります。特に湿度が40%以下になるとインフルエンザウイルスが活発になり、感染力が高まります。室内では加湿器を使うなどして、適切な湿度(50~60%)を保つようにしましょう。マスクの着用も、喉や鼻の乾燥防止に効果的です。
 特に電車など人ごみの中ではマスクの着用を心がけましょう。

★ インフルエンザ予防接種は12月中には受けましょう ★

 予防接種のワクチンが十分な効果を維持する期間は、接種後2週間から約5ヵ月とされています。予防接種がまだの方は、1~2月の流行のピークに備えて今月中には受けるようにしてください。

インフルエンザ予防接種について

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