2014年12月23日更新
●クリスマスはどんなふうに過ごしますか?
明日はいよいよクリスマス・イブですね。みなさまはどのように過ごされますか?
クリスマスといえば、子どもにとってはサンタクロースがプレゼントを届けてくれる日。みなさまの中にも子どもの頃、夜も眠らずにサンタさんを待っていた方がいらっしゃるのでは。
そんな子どもたちに夢を与えてくれるサンタクロースですが、1897年にアメリカで、ある少女が新聞社に手紙を送り、「サンタクロースは本当にいるの?」と尋ねました。
これに対して、社説に書かれた答えは「イエス」。「愛や思いやりや優しさがちゃんとあるように、サンタクロースもちゃんといるよ」。
目に見えるものしか信じない悲しさと、目に見えないものの確かさ、そしてそれを信じることの素晴らしさを伝えたこの話は、100年以上の月日が経った今でも、クリスマスが近づくたびに語り継がれています。
そんなアメリカでの、現在のクリスマスの過ごし方は?
宗教的な意味合いがあまりない日本のクリスマスは、恋人同士で過ごすというロマンチックなイメージですが、アメリカではクリスマスは家族で過ごすものです。
クリスマスイブ
クリスマスになると、普段は離れて暮らしている家族や親戚が集まって、みんなでごちそうを食べて、少し着飾って教会に出かけます。イブの夜は特別プログラムがひらかれる教会が多いそうです。
そして家に帰ると、子どもたちはクリスマスツリーの下に、サンタクロースへの「ありがとう」の気持ちをこめたクッキーとミルクを用意して、わくわくしながら眠ります。
子どもたちが眠ったあと、大人たちは遠方に住んでいる家族や親戚との久しぶりの再会を楽しみ、イブの夜はどこの家も夜遅くまで楽しそうな声と笑顔にあふれています。
クリスマス当日
クリスマスツリーの下に置かれたクッキーとミルクはなくなり、代わりにたくさんのプレゼントが置かれています。
クリスマス当日の朝は、プレゼントを楽しみに早起きした子どもたちの元気な声で、大人たちは起きます。
そして午前中はクリスマスミサに出かけ、午後は家族でのんびりと過ごします。
お店などもお休みのところが多く、家族と一緒にゆっくり過ごして楽しみを分かち合うのが、アメリカのクリスマスです。
クリスマスイブが日本の大晦日、クリスマス当日が元旦という感じですね。
※24日にプレゼントを開ける家庭や、25日がメインで親戚の集まりもこの日という家庭もあるそうです。
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。