2014年12月25日更新
●年末年始もインフルエンザ対策をお忘れなく!
インフルエンザの流行が拡大しています!12日に発表されたデータでは、7日までの1週間の患者数が前の週から大幅に増加し、全国で約16万人になりました。
今期のインフルエンザは昨年より3週間早く流行期に入りましたが、今後、09年に新型として発生したH1N1型や、例年シーズンの終盤にはやるB型が流行する恐れもあり、収束も早まるとは限らないようです。
年末年始に外出される方も多いと思います。予防接種を受けたからと安心しないで、手洗い・うがい・咳エチケットといった対策を欠かさないようにしましょう!
インフルエンザ対策のおさらい
手洗い・うがいでウイルスを寄せ付けない!
外出先からの帰宅時や、食事の前後、人ごみの中で過ごした後など、そのほか気になった時には「手洗い」「うがい」をしましょう。
手洗いには石鹸を使用して、手の甲、指と指の間、指先や爪の間などの細かい部分、手首の周りまでしっかりと洗います。
洗った後は、清潔なタオルできちんと拭いて乾かしましょう。
免疫力を高めてウイルスに負けない身体をつくる!
ウイルスに感染しても、発症しないために体の免疫力を高めておきましょう。
万が一発症した場合でも、免疫力の違いで症状に差が出ます。
栄養バランスのとれた食事と十分な睡眠をとって、規則正しい生活を心がけましょう。
適度な湿度管理で喉や鼻を守る!
空気が乾燥した状態の屋外または屋内で過ごしていると、喉の粘膜の防御機能が低下し、ウイルスの影響を受けやすくなります。特に湿度が40%以下になるとインフルエンザウイルスが活発になり、感染力が高まります。
室内では加湿器を使うなどして、適切な湿度(50~60%)を保つようにしましょう。マスクの着用も、喉や鼻の乾燥防止に効果的です。
特に電車など人ごみの中ではマスクの着用を心がけましょう。
咳エチケットを徹底する!
咳やくしゃみなどの症状があらわれたときは、必ずマスクを着用するようにしましょう。マスクは鼻と口、あご周辺にすき間ができないように着用します。
また、マスクを着けていない場合、咳やくしゃみが出そうなときは、手で押さえずにティッシュや服の袖などで鼻と口を覆いましょう。
感染拡大を防ぐためにも「咳エチケット」を守り、周囲の人にうつさないようにつとめましょう。
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。