2014年12月30日更新
●2015年の「健康づくり」を考えよう
2014年も残すところあと2日となりました。今年は皆さんにとって、どのような年でしたか? 大きなケガや病気をせず、健康に過ごせましたでしょうか。
健康は私たちにとって何よりも大切なもの。来年も健康に一年を過ごせるように、生活習慣の見直しを行ってみましょう。
下記の7つの項目をチェックして、実践できていないと感じる項目があれば、一つずつでもぜひ実践してみてください。
これは、「ブレスローの7つの生活習慣」といって、米国のブレスロー博士が生活習慣と身体的健康度の関係を調査した結果から判明した健康習慣です。これらの実践が、病気の予防や長生きにつながることがわかっています。
1.タバコをやめる
喫煙の習慣は「ニコチン依存症」という薬物依存の一種です。そして喫煙はさまざまな健康被害を引き起こします。「吸わされている」という状況を改め、タバコの要らない生活習慣を取り戻してください。
2.運動の習慣をつくる
定期的な運動習慣は、心身に良い影響を与えます。運動は、生活習慣病の危険因子を低下させ、病気の予防に効果があります。また、気分をリフレッシュすることにより、ストレス解消にも役立ちます。
3.過度の飲酒をしない
「酒は百薬の長」などと言われますが、それは節度を守って飲んだ場合であって、飲み過ぎは体に負担をかけ、慢性的な疾患のもとになります。休肝日をもうけるなどして、体を休ませることも必要です。
4.適正な睡眠時間をとる
忙しいとつい睡眠時間を削ってしまいがちです。 成人の場合、適正な睡眠時間として7時間は確保したいものです。日中の身体的・精神的な疲れを癒すためにも、質の良い睡眠を心がけましょう。
5.適正体重を維持する
基礎代謝量に対してエネルギーを過剰に摂取していると、体重は増加する一方です。エレベーターではなく階段を使う、一駅分を歩くなどして積極的に体を動かし、脂肪を燃焼させる習慣をつくりましょう。
6.朝食を食べる
朝食は、睡眠中に低下していた体温を上げて脳や体を目覚めさせるだけでなく、食事のサイクルや代謝を正常に整え、太りにくい体をつくってくれます。
7.間食をしない
間食には、気分転換をしたり、不足する栄養素を補ったりするメリットがありますが、食べ過ぎはカロリーオーバーで肥満の原因になります。間食の回数と量を減らしたり、種類を選んだりして調整しましょう。