2015年1月2日更新
●開運を招く初夢を見よう!
一般的に「初夢」とは、1月2日の夜に見る夢を指しますが、江戸時代の前半までは大晦日の夜から元旦の朝にかけて見る夢を初夢と呼んでいたそうですし、元旦の夜に見る夢を指すこともあるそうです。
つまるところ、その年の運勢の「夢占い」なので、大晦日の夜から1月3日の朝の間に見た中で一番良い夢を初夢とすればよいようです。
それでは、「良い初夢」を見るにはどうしたらよいのでしょうか?
★ 見たい夢をイメージしておこう!
宝船は帆に「宝」と書いてあり、金銀財宝と七福神が乗っています。
そして、「永き世の遠(とお)の眠(ねぶ)りの皆目覚め 波乗り船の音の良きかな」という歌が書かれていました。この歌は、上から読んでも下から読んでも同じに読める回文(かいぶん)で、良いことがずっと続くようにとの願いが込められているといいます。
たとえばそんな宝船などを、睡眠に入る前にリラックスした状態でイメージしておくと、その夢を見る確率が高くなるといいます。眠る直前に脳に記憶されたイメージが、それまでの記憶と照合されて、新しい夢のシナリオが作られる・・・のだそうです。
★ 質の良い睡眠をとろう!
お正月だからといって、お酒をたくさん飲んで酔っ払ってしまったり、食べ過ぎの状態で寝入ってしまっては、夢を見る確率が低くなってしまいます。アルコールは寝つきを良くはしてくれますが、そのあと眠りの浅い睡眠となって夢を見にくい状態になってしまいますし、食べ過ぎは消化のために胃腸が休めなくなってしまい、睡眠の質が低下してしまうので注意しましょう。
また、眠る時刻の1~2時間前に、ぬるめのお風呂にゆっくりと入ってリラックスし、明かりを消した静かな寝室で布団に入ると、見たい夢を見られる確率も高まります。
★ 見た夢を忘れないようにしよう!
夢を見るのは、一晩のうちに1回だけとは限りません。何度か見ていても、目覚めるまでに時間がかかって忘れてしまっていることが多いのです。
見た夢を覚えておくためには、目が覚めたらすぐに夢を思い出して、記録を残すことがおすすめです。
色彩豊かな楽しい夢は、レム睡眠のときに見ることが多いです。 レム睡眠は睡眠周期の終わりにあり、睡眠の1周期は約90分=1時間半です。1時間半の倍数、つまり、6時間、7時間半、9時間くらい眠って、すっきり自然に目覚めると、夢を思い出しやすくなるということです。