2015年1月21日更新
●インフルエンザ警報発令中!感染予防・拡大予防に努めましょう
インフルエンザの流行が本格化し、全国的に広がっています。愛知県では1月6日から「インフルエンザ警報」が発令中です。
インフルエンザの典型的な症状は、突然の高熱や悪寒、頭痛、筋肉痛、関節痛、全身の倦怠感など。続いて喉の痛みや咳、鼻水といった風邪と同様の症状が現れます。
喉の痛みや咳が出る場合、ただの風邪と思いがちですがインフルエンザも疑い、マスクの着用を徹底しましょう。
ひとりひとりが「インフルエンザウイルスを拾わない、広げない」としっかり意識して、予防に努めることが大切です!
◆ インフルエンザと風邪のちがい ◆
インフルエンザ |
風邪 |
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主な症状
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38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、咳、喉の痛み、鼻水など | 37~38℃程度の微熱、くしゃみ、咳、喉の痛み、鼻水、鼻づまりなど |
症状の進行
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急激 | ゆるやか |
原因
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インフルエンザウイルス | ライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルスなどさまざま |
★ インフルエンザを予防するためのポイント ★
- 人混みへの外出をできるだけ避け、手洗いとうがいを徹底しましょう。
- 十分な睡眠、栄養、保温に心がけ、体調を整えましょう。
- 室内では加湿器等で適度な湿度を保つようにしましょう。
- 咳やくしゃみが出る時は、咳エチケットを守りましょう。
◆ まずは手洗いの徹底を!
予防の基本は「手洗い」です。石けんを使ってすみずみまで洗いましょう。 また、流水で十分に流し落として、清潔なタオルやペーパータオルなどでよく拭いて乾かすことも重要です。手を洗うことができない場合は、アルコール性の速乾性手指消毒剤を使用しましょう。
流水でよく手をぬらした後、石けんをつけ、手のひらをよくこすります。 |
手の甲をのばすようにこすります。 |
指先・爪の間を念入りにこすります。 |
指の間を洗います。 |
親指と手のひらをねじり洗いします。 |
手首も忘れずに洗います。 |
洗い終わったら十分に水で流し、清潔なタオルやペーパータオルなどでよく拭いて乾かします。
◆ うがいを習慣化させよう
外出先から帰宅したときや食事の前後、空気が乾燥しているとき、人混みの中で過ごしたあとなど、気になったときはうがいをしましょう。口の中やのどについた微生物を取り除き、口腔内を清潔に保つためにも、うがいを習慣化させましょう。
◆ 咳エチケットもお忘れなく!
咳やくしゃみは2m飛ぶといわれています。咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて2m以上離れましょう。
鼻水・たんなどを含んだティッシュは、フタ付きのごみ箱に捨てるか、ビニール袋などに入れてしばって捨てましょう。