2015年1月22日更新
●新たな年に心機一転、健康づくりを始めよう ③食生活を見直そう!
お正月にご馳走を食べ過ぎて、ついそのままたくさん食べる習慣がついてしまっている方はいませんか?
健康を維持するためには「適正な摂取エネルギー量」と「栄養バランスのとれた食事」が大切です。食べ過ぎはもちろんですが、極端なダイエットも体に負担をかけてしまいます。
今年一年を健康に過ごすために、食事のバランスと食べ方を見直してみましょう。
「食事バランスガイド」で栄養バランスをチェック!
厚生労働省・農林水産省が平成17年6月に策定した「食事バランスガイド」では、食事を「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5つの料理区分に分け、1日に「何を」「どれくらい」食べたらいいかの目安をわかりやすく、独楽(こま)の形で表しています。
くわしくは下記ホームページをご覧ください。
外食・中食は要注意!
外食や中食※は、仕事で遅くなった時や忙しい時には便利ですが、揚げ物や濃い味付けのものが多く、食塩や脂肪を摂りすぎる傾向にあります。
そして一般的には野菜や果物が不足しやすくなりますので、メニューを選ぶ際には単品ではなく、「主食」「主菜」「副菜」「汁物」が揃うように選ぶことをおすすめします。
たとえば外食なら定食メニューにして、中食ならサラダや具だくさんの野菜スープなどをプラスしましょう。
※コンビニ弁当や惣菜・デリバリーなどの調理済みの料理を買って食べること
よく噛んで食べましょう
毎回、噛むことを意識して食べるようにすると、食べ過ぎの習慣を改善することもできます。特に早食いの人は、よく噛まずに食べる傾向があります。早食いは急激な血糖値の上昇や脂肪蓄積の原因にもなりかねません。
また、「お腹がいっぱい」と感じる満腹中枢が刺激されるのは、食べ始めてから15~20分後といわれています。
つまり、早食いだと「お腹いっぱい」と感じる前に食べ過ぎてしまい、それが肥満の原因になるのです。
朝食をとりましょう
朝食には体を目覚めさせる役割があります。仕事や勉強の能率アップのためにも、朝食はとるようにしましょう。
さらに、朝食を食べると基礎代謝がアップして肥満予防にもなります。