2015年2月1日更新
●春に向けて体を動かそう ①日常生活の中で運動しよう
お正月から1ヵ月が経ちました。お正月にご馳走を食べ過ぎて体重が増えてしまったという方は、元に戻せましたか?
冬の間はどこかに出かけるのも寒いし、ついつい家に引きこもり、知らず知らずのうちに脂肪をため込んでいる・・・なんていうこともありがちですよね。
外に出てジョギングなどのトレーニングをすることだけが運動ではありません。日常生活に上手に運動を取り入れて、薄着になる春に向けて脂肪を減らしましょう!
★ 家事をしながら運動しよう ★
家事や日常生活は、意外にカロリーを消費します。
体重50kgの人が30分連続で行った場合の消費カロリーの目安は、以下のとおりです。
床の掃き掃除 | 86kcal | 風呂掃除 | 91kcal |
床の拭き掃除 | 91kcal | 調理 | 86kcal |
モップがけ | 91kcal | 皿洗い | 47kcal |
窓ふき | 84kcal | アイロンがけ | 47kcal |
掃除機をかける | 86kcal | 洗濯(干す、取りこむ、たたむ) | 105kcal |
同じ条件で普通の速度(約4km/h)でウォーキングを行った場合の消費カロリーは105kcal程度なので、家事の消費カロリーが決して小さくないことがわかりますね。
どのみちやらなくてはいけない家事ですから、これを利用して運動をしましょう!
家事で運動効果を上げるためのポイント
「意識的に筋肉を動かす」ことが重要です。なるべく大きな動作で力を込めて行いましょう。意識的になることで、効率よくカロリーを消費することができます。
また、洗濯機に洗濯物を入れるときに、かごから直接入れるのではなく、しゃがんで立つ動作を繰り返しながら手で入れたり、お皿を洗っているときにつま先立ちで行えば、普段その家事では使わない筋肉も一緒に鍛えることができ、さらに消費カロリーがアップします。
ちょっとした意識の持ち方で、毎日の家事を効率的な運動に変えていくことができます。
そのほか、運動量を上げる工夫として、次のようなことも意識すると良いでしょう。
- 身近なお惣菜で食事をすまさず、日々料理を楽しんで行う
- 掃除をこまめに、定期的に行う(まとめてしない)
- フロアの雑巾がけやお風呂掃除などは「運動」だと思って念入りに
- 布団干し、窓拭きなどもこまめに行う