お知らせ
2015年2月5日更新

●春に向けて体を動かそう ②通勤や仕事中にも運動を!

 「運動をしなくては」と思いつつ、毎日の仕事に追われてなかなか運動をする時間が作れない、とお悩みの方はいませんか?

 特にデスクワークの場合は運動量が少ない上に、座ったままの姿勢が続いて血液循環が悪くなったり、姿勢の悪化が原因で太りやすい体になってしまいます。

 そこで注目したいのが、通勤・仕事中にできる「ながら運動」です。

通勤時の「ながら運動」

◆ 車内の席には座らずに立つ 

 電車やバスに立って乗ると、座っているときよりも2倍のカロリーを消費します。つり革は軽くにぎる程度にして、自分の体だけでバランスを取るようにしましょう。
 バランスを取るためには色々な筋肉を使うので、全身運動になります。
 つり革を持って軽く爪先立ち運動を行うのもおススメです。

◆ 階段を使う 

 エスカレーターやエレベーターは使わずに、階段を使いましょう。
 階段の上り下りは、下半身の筋肉を鍛え、基礎代謝の向上につながります。

◆ 一つ手前の駅を利用する 

 朝は忙しくて時間が無い場合でも、帰りは一つ手前の駅で下りて歩くようにしてみましょう。
 知らない道やお店を発見したり、道中の花や木々を見ながら季節の移ろいを感じることができるのも魅力です。

◆ 駅までの距離を有効に使う 

 駅まで車を使っていたなら自転車に変える、自転車を使っていたなら徒歩に変える、というように、あえて体を動かすような手段を選びましょう。
 目安は、ちょうど脂肪が燃焼して、なおかつやり過ぎない範囲である、20~30分程度が理想です。
 毎日でなくても、天気が良い日や週に2~3回と、無理なく続けましょう。

仕事中の「ながら運動」

◆ 姿勢を意識する 

 パソコンのモニターが目線より下にあったり、背中を丸める姿勢になったりしていませんか?姿勢を正したときにモニターと目線の高さが同じになるようにイスの位置を調節しましょう。
 パソコンは、背筋が伸び、頭が肩より前に出過ぎない状態で打てる位置に移動しましょう。

◆ 座ったまま足を交互に上下運動 

 イスに浅く座り、両手でイスの側面を持ち、息を吸いながら左足を太ももから体の方に引き寄せ、息を吐きながら左足を前に伸ばします。10回繰り返したら右足も同様に行います。
 足のむくみ解消に効果的です。

◆ 肩甲骨を動かす 

 肩甲骨で大きな円を描くように肩を回し、左右の肩甲骨をゆっくりとくっつける。この動作を各5回ずつ3セットくらい行いましょう。
 肩甲骨周辺の「褐色脂肪細胞」を刺激すると、脂肪を燃焼しやすい体を作ることができます。

 このような細切れ運動でも、からだの脂肪はエネルギー源として利用されます。そして、日々の運動量が増えれば基礎代謝が上がり、インフルエンザウイルスなどの外敵から守る免疫力、抵抗力もアップします。
 さらに脳も活性化して、日々のやる気や根気もアップします。

インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から

 毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。


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