2015年3月1日更新
●花粉の飛散量がピークになる時期です! 花粉症にもジェネリックを
花粉の飛散量がピークを迎える時期です。外出時のマスクや帰宅後の手洗い・洗顔など、花粉対策についてあらためて確認しましょう。
花粉症で病院に通われる方は、何回も通院しているとお薬代もかさんでしまいます。そこで、お薬をもらうときは、ぜひ「ジェネリック医薬品」をお願いしてみましょう。効き目は同等で値段は安くすむので、花粉シーズンを乗り切る強い味方になってくれます!
◆ 花粉対策を確認しましょう! ◆
★ 外出時はマスク、メガネ、帽子などを着用しましょう
外出時はマスクやメガネ、帽子などを着用し、体内に花粉を取り込まないようにしましょう。コンタクトレンズは目のトラブルにつながりやすいので要注意です。
帰宅時は外で花粉を払い落としてから家に入り、すぐに手洗い、うがい、洗顔をすることも大切です。
★ 生活習慣を見直して免疫力を高めましょう
栄養バランスの良い食事、毎日の適度な運動、質の良い睡眠を十分にとることなどを心がけましょう。
また、タバコや飲酒は花粉症を悪化させますので、控えるようにしましょう。
★ 目や鼻のセルフケアをしましょう
・目がかゆくてがまんできないとき
目がかゆいときには顔や目を十分に洗い、点眼薬などで症状を抑えましょう。目を洗うときは、市販の人工涙液などを使うのが効果的です。
また、冷やしたタオルを数分間まぶたの上に乗せて冷やすと、かゆみの症状を一時的に抑える効果があるといわれています。
・「鼻うがい」で鼻粘膜の花粉を洗い流そう!
鼻粘膜に付着した花粉を洗い流すには、生理食塩水を使った「鼻うがい」が効果的です。水道水などを使うと鼻がツーンとするので注意しましょう。
生理食塩水は、コップ一杯(約200㏄)のぬるま湯にティースプーン1杯(約2g)の食塩を溶かして作ることができます。片方の鼻を抑えながらもう一方の鼻で鼻の奥まで吸い込み、その後で鼻か口から出しましょう。
吸い込むときは、なるべく口の太いストローを使うか、ノズルの付いた容器を使うのがおススメです。
◆ 花粉症治療にジェネリック医薬品を使ってみましょう! ◆
花粉症には内服薬、点鼻薬、点眼薬など、複数の薬が必要になります。また、花粉の飛散が治まるまで何ヵ月も使わなければなりませんので、お薬代もかさんできます。
このような場合は、ぜひ「ジェネリック医薬品」を使ってみてください。ジェネリック医薬品は、新薬の特許期間が終わった後に、新薬と同じ有効成分を使って開発されるため、品質、有効性、安全性は新薬と同等でありながら、値段は新薬よりもずっと安くなっています(平均で約半額)。
このため、花粉症のようにお薬の数が多い時や、治療が長引く場合には、お薬代の節約に特に効果的です!
★ どのくらい安くなるの?
処方された薬の製品名を「かんたん差額計算」サイトで入力すると、その薬をジェネリック医薬品に切り替えた場合の差額を調べることができます。
「かんたん差額計算」はこちら |
★ ジェネリック医薬品に切り替えるにはどうすればいいの?
まずは医師に相談しましょう。
直接伝えにくい場合などには、受付で診察券・保険証と一緒に提示できる「ジェネリック医薬品お願いカード」や「ジェネリック希望シール」をご活用ください。
お手元にない場合や、ご家族で活用されるため複数枚必要な場合などは、当組合(業務課 TEL 052-211-2439)までご連絡ください。
不安な方は、「お試し調剤」をご利用ください
ジェネリック医薬品を利用したことがなく、なんとなく不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方は、「お試し調剤(分割調剤)」というしくみをご利用ください。
このしくみを使えば、1枚の処方せんで何回かに分けて薬を受け取ることができますので、まず最初の1~2週間だけジェネリック医薬品を試してみることができます。