お知らせ
2015年4月27日更新

●教えて健康保険 ⑤“賢い受診”で医療費を抑えよう!

 お医者さんにかかったときに支払う医療費や処方してもらったお薬の明細、みなさんはよく見ていますか?

 同じ治療を受ける場合でも、診療時間内の受診を心がけたり、ジェネリック医薬品を活用することで、医療費を抑えられます。

 みなさんが支払う医療費の負担を軽くし、そして医療保険財政の悪化と保険料率の上昇を防ぐためにも、これから紹介するコツをぜひ実践してみてください。

★ 医療費を抑える“賢い受診”のコツ ★

 1.平日の診療時間内に受診しましょう

 休日や診療時間外に受診すると、「休日加算」や「時間外加算」、「深夜加算」などの料金が上乗せされます。
 急を要する場合以外は、できるだけ平日の8時~18時の間に受診するようにしましょう。

 2.「はしご受診」はやめましょう!

 自分勝手な判断で病院を替える「はしご受診」は、お金の面でも治療の面でもさまざまなデメリットがあります。

・転院のたびに「初診料」がかかる
 病院を替えると、そのたびに「初診料」がかかります。これは同じ病院に通う場合の「再診料」よりも高いため、負担が大きくなります。

・検査や薬が重複する
 同じような検査や薬の処方が繰り返され、お金がかかるだけでなく、体にも害をもたらす危険があります。また、治療期間も長引いてしまいます。

 3.大病院は、必要なときに、「紹介状」をもらって受診しましょう

  紹介状を持たずに大病院(病床数200床以上)を受診すると、病院が独自に定める特別料金(平均約2,000円)が初診料に上乗せされます。この料金には健康保険が適用されないため、全額自己負担となります。
 まずは身近な診療所や「かかりつけ医」に診てもらい、大病院は必要な場合のみ、紹介状を書いてもらって受診するようにしましょう。

賢い受診のしかたについて、くわしくはこちらをご覧ください
くわしくはこちら

◆ お子様が病気やケガをしたときは、こちらをご活用ください! ◆

 子どもは無料で医療を受けられる市区町村もありますが、実際には医療費がかかっており、みなさまの保険料と各自治体からの助成によってまかなわれています。
 特に6歳未満のお子様の場合は、「時間外加算」や「休日加算」などが大人より高額になっておりますので、緊急の場合以外は電話相談やホームページなどを活用し、なるべく病院にかからなくてすむようにしましょう。

電話相談  小児救急電話相談 #8000
 全国どこからでも、小児科医や看護師からのアドバイスが受けられます。実施する時間帯は都道府県により異なり、愛知県は19時~23時です。深夜対応しているところもあります。
厚生労働省 ホームページ
小児救急医療電話相談事業(#8000)について
ホームページ  こどもの救急 http://kodomo-qq.jp/
 厚生労働省研究班/社団法人日本小児科学会が監修。
 子どもの気になる症状に対し、受診するかどうかの判断の目安や、対処法などの情報を提供しています。

★ 「ジェネリック医薬品」でお薬代を節約しましょう! ★

 ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、効果や安全性は新薬(先発医薬品)と同等でありながら、価格が安くすみます。
 特に高血圧症や糖尿病などの慢性疾患や、複数の薬が必要になる花粉症などの場合は、ジェネリックを使うと薬代を大幅に節約できます。

★ どのくらい安くなるか調べてみましょう ★

 「かんたん差額計算」サイトで、現在処方されている薬の製品名を入力すると、ジェネリック医薬品に切り替えた場合にどれくらい薬代を安くできるか調べることができます。

★ みなさんの医療費は「医療費情報webサービス」で確認できます ★

 医療費の確認には、「医療費情報webサービス」が便利です。まだ利用登録をされていない方は、ぜひご登録ください。

くわしくはトップページをご覧ください。

ゴールデンウィークに海外旅行に出かける方は、
「海外感染症情報」のチェックをお願いします!!

 海外旅行にお出かけの方が特に注意したいのが感染症です。厚生労働省検疫所も、海外渡航者への注意を呼びかけています。ホームページを確認し、出発前に渡航先の感染症流行状況等に関する情報を入手しておきましょう。

花粉対策をお忘れなく!

花粉の飛散状況をチェックして、しっかり対策しましょう。


★★ 紫外線が強くなってきています。ご注意ください! ★★


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