2015年5月6日更新
●5月は紫外線がとても多い時期です。今すぐ対策を!
紫外線は夏の暑い時期に多いと思われがちですが、オゾン層でほとんど吸収されないUV-Aという種類の紫外線は、5月が最も多くなります。そしてこのUV-Aは、長時間浴びるとしみやしわの原因になってしまいます。
まだ暑くないからといって油断せず、今からしっかり紫外線対策をしておきましょう!
◎ 紫外線には3種類あります ◎
UV-C
UV-Bよりも有害だが、通常はオゾン層で吸収され、地表には到達しない
UB-B
ほとんどはオゾン層で吸収されるが、一部は地表へ到達し、日焼けや皮膚がん、白内障の原因になる
UV-A
UV-Bより弱いが、長時間浴びるとしみやしわの原因になる
◆ 曇りや雨の日なら対策をしなくても大丈夫?
いいえ。曇りでも晴天時の50~80%、雨でも20~30%の紫外線が降り注いでいるといわれています。天候にかかわらず、対策をしましょう。
◆ 効果的な紫外線対策は?
1.紫外線の多い時間帯の外出を避ける
午前10時~午後2時の間が一番紫外線が強い時間帯です。紫外線の強い時間帯を避けて戸外活動を楽しむことがおススメです。
2.日陰を利用する
日陰を利用することで、紫外線を浴びる量を減らすことができます。しかし、紫外線には太陽から直接浴びるものだけではなく、空気中で拡散したものや、地面や建物から反射したものもあります。日陰でも紫外線を浴びていることは忘れないようにしましょう。
3.日傘や帽子を使う
最近は紫外線防御機能を高めた日傘もあります。帽子は幅の広いツバのある帽子がおススメです。
4.衣類で覆う
長そでの服や襟付きの服など、体を覆う部分の多い服が効果的です。
5.UVカット加工のされたサングラスやメガネをかける
紫外線は白内障という目の病気の原因にもなるので、肌だけではなく目も守る必要があります。紫外線防止効果のはっきり示されたもので、できるだけ顔にフィットするものを使いましょう。
6.日焼け止めを上手に使う
衣類で覆うことができないところには、日焼け止めを使いましょう。汗などで落ちてしまうので、2~3時間ごとに塗り直すことが大切です。