お知らせ
2015年6月24日更新

●紫外線からお肌を守ろう!

 梅雨の時期は天気の悪い日が多いので、紫外線をあまり気にしない人がいます。

 しかし、天気が悪いからといって、紫外線が降っていないわけではありません! 紫外線の量は、曇っていても晴天時の50~80%、雨でも20~30%といわれています。そして6月は、すでに真夏と同じくらいの紫外線が降り注いでいるのです。

 お肌の健康を守るために、晴れた日はもちろん、雨や曇りの日もしっかりと紫外線対策をしましょう!

◆ 紫外線が体に及ぼす影響をご存知ですか?

 紫外線を大量に浴びてしまうと細胞が傷つき、しわやしみをはじめ、皮膚がんや白内障を引き起こす原因になります。
 地表に届く紫外線には、UV-AUV-B の2種類があります。

UV-A

 UV-Bより有害性は低いものの、波長が長いためオゾン層を通り抜けやすく、UV-Bより20倍も多く地表に降り注いでいます。
 肌の奥深くまで到達して、じわじわと肌に影響を及ぼすため、長時間浴びることで、しみやしわの原因となります。
 雲や窓ガラスも通り抜けやすい性質を持っているので、曇りの日や日当たりの良い室内でも対策が必要です。

UV-B

 UV-Aに比べると波長が短く、オゾン層や雲に吸収されやすいため、地表にはごく一部のみが到達します。
 しかし、UV-Aよりもエネルギーが強く、肌表面の細胞を傷つけたり炎症を起こしたりして、日焼けやしみ、皮膚がんの原因になります。

◆ 日焼け止めクリームを上手に使おう

 紫外線をカットするには、日焼け止めが効果的です。
 日焼け止めには、その効果の指標として「SPF」と「PA」があり、それぞれ数値と「+」の数で表されます。これらの値が大きいほど紫外線を防ぐ効果が高くなりますが、その分肌への負担も大きくなる傾向がありますので、用途によって使い分けるようにしましょう。
 そして、紫外線をしっかりと遮断するためには、厚めに塗ることと、2~3時間おきに塗り直すことがポイントです。


● 選び方の目安 ●
日常生活(散歩・買い物など) SPF10~20 PA+~++
屋外での軽いスポーツやレジャーなど SPF15~30 PA++~+++
炎天下でのレジャー、リゾート地でのマリンスポーツなど SPF30~50 PA++~++++

・「SPF」とは

 UV-Bに対するブロック効果を示すものです。
 SPF1ごとに約20分くらいのブロック効果があるという計算で、どれくらい日焼けを遅らせることができるかを数値化しています。

・「PA」とは

 UV-Aに対するブロック効果を示すもので、「+」~「++++」までの4段階があり、+の数が多いほどブロック効果が高くなります。

★ トップページから「熱中症予防情報」がご覧いただけます ★

下記もあわせてご覧ください


★★ トップページから「紫外線情報」がご覧いただけます ★★