2015年7月27日更新
●健診で健康を守ろう ④「特定保健指導」は積極的に受けましょう
健診の結果などから、生活習慣の改善を支援する必要がある方に行われるのが、特定保健指導です。生活習慣病のリスクが中程度の方には「動機づけ支援」、リスクが高い方には「積極的支援」が行われます。
特定保健指導では、保健師や管理栄養士が、対象者に合った生活習慣改善プログラムを共に考え、面接や電話などでサポートしていきます。専門家からのアドバイスにより、自分一人で取り組むよりも効果的に改善できます。
対象となった方は、ぜひ積極的に特定保健指導を受けましょう!
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは
内臓脂肪の蓄積により、高血圧・高血糖・脂質異常症などが重なった状態のことです。
自覚症状はほとんどないものの、放っておくと動脈硬化が急速に進行し、心臓病や脳卒中などを引き起こす危険性が高まります。予防・改善には、食事や運動などの生活習慣を改善することが必要になります。
◆ 特定保健指導の内容 ◆
健診の結果などから保健指導のレベル分けを行い、「動機づけ支援」「積極的支援」に該当された方には、次のような支援が実施されます。
【動機づけ支援】
保健師や管理栄養士のアドバイスをもとに目標を立て、生活習慣の見直しを図り、6ヵ月後にその成果を確認します。
【積極的支援】
動機づけ支援の方に比べリスクが高い方のため、より内容の手厚いプログラムにて行い、6ヵ月後にその成果を確認します。