2015年7月30日更新
●健診で健康を守ろう ⑤年に一度は歯科健診を受けよう
健康診断には、からだの健診のほかに、もうひとつ忘れてはならない健診があります。それは「歯科健診」です。
虫歯や歯周病は、ある程度症状が進行するまで痛みなどの自覚症状は現れません。 早めに発見し、手遅れにならないうちに治療を始めることが大切です。
また、そもそも虫歯や歯周病になる前に予防するほうが、費用も時間もかかりません。 歯のトラブルは、からだのトラブルに比べて予防しやすいので、少なくとも年に1回は歯科健診を受けるようにしましょう。
◆ 歯周病は生活習慣病のひとつ
歯周病は、進行すると歯を支える骨を溶かし、やがて歯が抜ける原因になります。
また、歯周病菌が歯周ポケットから血管に入り込み、全身に運ばれると糖尿病、心臓病、心筋梗塞、脳卒中、骨粗しょう症、早産、誤嚥(ごえん)性肺炎などさまざまな健康被害につながります。
歯の健康を保つことは、全身の健康を保つことになります。
歯周病にすぐ効く薬はありません。軽度であれば、数回の通院で治療できます。進行する前に治療を開始しましょう。 歯周病は慢性病なので、糖尿病のように生涯にわたってケアをしていくことが必要です。 そのためにも、年に一回の歯科健診を有効に利用しましょう。
◆ 喫煙は歯周病を発症、悪化させる!
ヘビースモーカーは、喫煙経験のない人と比べ、ひどい歯周炎になる確率が5~7倍も高く、進行は平均して20年早いといわれています。
喫煙者の場合、歯肉が固くなり歯ぐきの炎症がわかりにくくなります。しかし、実際には進行しているため、気付いた時には手遅れになっていることがあります。
味覚障害の原因でもあるので、今すぐ禁煙を!
▼ 健保会館での歯科健診の実施について ▼ | |
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場所 | 名古屋薬業健保会館 名古屋市中区丸の内三丁目1-35 |
対象者 | 本人、家族(被扶養者) |
日時 | 9月4日(金) 15:00~17:00(予定) |
一部負担金 | 500円 |
申込先 実施健診機関 |
旺志会 (歯科健診専門機関) 〒491-0031 一宮市観音町14-1 TEL.0586(48)5335 |