お知らせ
2015年8月12日更新

●お盆の風習~家族で過ごそう~

 お盆休みは、お正月と並んで、家族や親戚が集まる良い機会です。

 多くの企業がお盆の期間(旧暦の7月15日頃、現在の8月15日前後)を夏期休暇としていますが、これは江戸時代に小正月(1月15日)とお盆(7月15日)の二つの時期を商家が「藪入り(やぶいり)」とし、奉公人たちに実家に帰る休みの日としていたものが、盆休みとして定着したものです。

 お盆とは「年に一度祖先の霊が私たちのもとに帰ってくる期間」です。ぜひ、家族揃って祖先の霊をお迎えする機会として受け継いでいきたいですね。

お盆はどんな行事?

 お盆は仏教行事のひとつと位置付けられていますが、仏教の盂蘭盆(うらぼん)・盂蘭盆会(うらぼんえ)の行事に、祖先の霊を祀る(まつる)信仰が次第に混ざっていったものという考え方もあるようです。民族行事のひとつという説もあります。
 現代では一般的に、お盆とは「年に一度祖先の霊が私たちのもとに帰ってくる期間」とされ、迎え火を焚いて祖先が迷わず当家に来られるようにしてお迎えし、戻ってきた祖先の霊の供養をします。やがてお盆の期間が過ぎると送り火を焚いてお送りします。この風習がお盆の風習として定着しています。

お盆の時期は?

 お盆の時期は、旧暦7月15日頃を中心とした期間とされています。
 旧暦の7月15日頃というのは、現在の新暦では8月15日前後にあたりますが、東京や横浜市の一部等では、新暦となった今でも7月15日頃にお盆の行事を行うなど、地域によって多少違いがあります。

 お盆の期間にお墓参りをするのが難しいという方も、ぜひ夏期休暇中に一度はお墓参りをしたいものです。

お墓参り・お墓の掃除で気をつけたいこと

  • 墓石が傷むので、お酒は墓石にかけるのではなく、お供えしましょう。
  • 金属性タワシは墓石が傷つくので使わない。柔らかいスポンジや歯ブラシなどを使用するとよい。洗剤も使わない方がよい。
  • お供えした果物・お菓子・お酒などはお墓にお参りをした後には基本的に持ち帰ったほうがよい。食べ物は、腐ったり動物に食い散らかされたりすることがあるためです。


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