お知らせ
2015年10月12日更新

●始めよう健康習慣 ②気軽に取り組む運動習慣

 運動不足を自覚している人は多いといわれますが、頭ではわかっていてもなかなか実行に移せない、という人もいるのではないでしょうか。

 運動といっても、ジョギングや水泳など、いきなりハードな運動をする必要はありません。

 体操やウォーキングなど、手軽なところから始めて、徐々に時間を延ばしていくと、よい運動習慣が身に付き、からだにもよい変化が出てきます。


10月は「健康強調月間」…“みんな”ではじめる すこやか健康習慣

 毎年10月は健保連と健保組合が推進する健康強調月間です。この取り組みは東京オリンピックを契機にその翌々年(1966年)からスタートして今年で50回目を迎えます。
 この機会に健康に対する意識を高め、ご家族で健康習慣づくりに取り組みましょう。

簡単な運動・ラジオ体操で体を動かそう

◆デスクでできる簡単な「ながら運動

 特別に運動の時間を取らなくても、仕事や作業の間にデスクでもできる「ながら運動」を習慣づけてみましょう。

●足浮かし…イスに座った状態で、両足を揃え、お腹にギュッと力を入れる。両足を浮かせてそのまま10秒キープ。これを3回行う。

●上体ねじり…イスに浅く座り、お腹をへこませる。机に対してイスを左右に90度回転させ、上体だけを机の正面に向かってねじる。左右各60秒を2セット行ってみましょう。

◆3分間のラジオ体操も立派な運動

 子どもの頃に習ったラジオ体操、きっと音楽を聴いただけでからだが動くはずです。3分ちょっとのラジオ体操ですが、400以上の筋肉を動かすことができる、考え抜かれたプログラムになっています。
 NHKラジオでは毎日ラジオ体操が流れていますし、「みんなの体操」というテレビ番組もあります。チャンネルを合わせて取り組んでみてください。
 音楽なしでもできるので、ちょっとした隙間時間に体を動かすのにぴったりです。

毎日続けたい運動習慣

◆食後15分以内に30分間の散歩

 血糖値が気になる方におススメなのが、食後15分以内に30分散歩をすること。血糖値は食後30分~1時間で上がるため、このときに全身運動をすると体内の糖の利用がスムーズになります。

◆準備運動もしっかりと

 ジョギングや水泳など、みっちり運動する前には準備運動も忘れずに行いましょう。筋肉や腱を伸ばし、柔軟性を高めることで、けがを防ぎます。年配の方や普段運動をしていない方は、特に準備運動を時間をかけてゆっくりと行いましょう。


◆運動後には整理運動を

 からだを動かした後には、次の日まで疲れを残さないためにも、整理運動(マッサージ、ストレッチ)を行いましょう。

●つま先のマッサージから始め、ふくらはぎ、ひざ回り、太ももの付け根をマッサージ。

●からだの前で両足の裏を合わせた状態で股関節と内ももを伸ばすストレッチ。

●右足を伸ばして座り、左ひざを曲げて交差させ、曲げたひざをできるだけからだに引き付けて、お尻と太もものストレッチ。これを左右交互に行います。

 整理運動後は湯船につかってからだを温め、しっかり睡眠をとりましょう。

★1日に10分間の運動習慣で、健康寿命をのばしましょう★

「Smart Life Project」では、「健康寿命をのばしましょう」をスローガンに、
「適度な運動」「適切な食事」「禁煙」 について、
具体的なアクションの呼びかけを行っています。

▼くわしくは、こちらをご覧ください。

Smart Life Project 事務局(厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課)運営

インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から

 毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。

インフルエンザ予防接種はお早めに!!

 ワクチンが十分な効果を維持する期間は、接種後2週間から約5ヵ月とされていますので、流行前の遅くとも12月中旬までには予防接種を受けましょう。


関連項目はこちら