お知らせ
2015年10月19日更新

●そろそろ、かぜ・インフルエンザ対策を!

 朝晩は気温が下がりやすくなってきて、秋の深まりを感じます。かぜを引きやすい季節です。そして、インフルエンザの流行する時期も近づいています。
 インフルエンザは予防をすることが大切です。
 ①規則正しい生活をして免疫力を高める
 ②手洗い・うがい・マスクの着用を徹底して
   ウイルスを寄せ付けない
 ③流行する前に予防接種を受ける
 
 以上を意識しましょう。昨シーズンは、前年より3週間早く流行が始まりました。今シーズンも流行が早まる可能性があります。ワクチン接種はなるべく早めにすませておくのが安心です。


免疫力を高めよう

 インフルエンザウイルスが猛威をふるっても、免疫力が高ければ感染を防ぐことができます。健康管理の基本「食事・運動・睡眠」に気を配り、体力を付けておきましょう。


●食事・・・朝昼晩規則正しく、栄養バランスのいい食事を。

●運動・・・毎日の歩数を増やす。ストレッチや筋トレも効果的。

●睡眠・・・1日6~8時間は睡眠時間を確保。寝る前に飲食したり、パソコンやテレビの光を浴びたりすることは控える。


手洗い・うがい・マスクでウイルスを寄せ付けない

 ウイルスはどこにでもいると心得て、「手洗い・うがい・マスクの着用」を徹底しましょう。

●手洗い・・・帰宅後、食事前には、必ず石けんで15秒以上かけて手を洗う。指の間や手首も忘れずに。

●うがい・・・手洗いとセットでうがいを習慣に。のどの粘膜を鍛えましょう。

●マスクの着用・・・人ごみに出かけるときは必ず着用。使い捨ての不織布製マスクがおススメです。


早めの予防接種

 インフルエンザは、例年12月~3月に流行のピークを迎えます。インフルエンザワクチンは、接種後約2週間後から効果が現れ、その後5ヵ月間ほど効果が続くとされています。特に2回接種が必要な13歳未満のお子さんなどは、12月の流行に備えて計画的に接種しておきましょう。

平成27年度インフルエンザ予防接種 実施要綱

 ※13歳未満のお子さんは2回のワクチン接種が必要です。1~4週間の間隔を空けて2回受けることになりますが、免疫効果を上げるためには4週間空けるのが望ましいとされています。


それでも、かかってしまったら・・・

 どんな感染症でも共通していえることですが、早めに治療し、体を休めることは、自分の体を守るだけでなく、他の人にうつさないという意味でも重要です。

●軽く考えず、早めに医療機関を受診しましょう。

●周りの方へうつさないためにマスクを着用しましょう。

●職場復帰や登校は、十分に体力が回復してから。


  ★ 毎日の歯磨きでインフルエンザ予防 ★

 「歯磨き・口腔ケア」がインフルエンザの予防にも有効なことをご存知ですか。
 インフルエンザはウイルスが粘膜に侵入することで発症します。歯垢や舌の汚れなどの細菌はインフルエンザウイルスが粘膜へ侵入しやすくなる酵素を出すため、口腔内が不潔な状態だと、インフルエンザに感染しやすくなると考えられています。毎日の歯磨きで口腔内を清潔にしておくことで、インフルエンザ予防になります。

 特に高齢者は口腔内の雑菌が増殖しやすい傾向にあるので、正しい口腔ケアを心がけてインフルエンザ予防に役立てましょう。

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