2015年11月20日更新
●冬も注意!ノロウイルスによる食中毒に気を付けよう
「食中毒」といえば、梅雨~夏を思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、冬に多発する「ノロウイルス」による食中毒をご存知ですか? この時期は特にクリスマスや忘年会、餅つき大会などのお誘いも増えてきますから、正しい知識で楽しいごちそうイベントにしたいですね。
ウイルス性の食中毒 ノロウイルス
●こんな症状が出ます
食後24~48時間の潜伏期間があり、待ったなしの吐気や嘔吐、腹痛、下痢、発熱をともないます。
注意する食品は、アサリや牡蠣などの二枚貝です。感染に気づかず、他の食品への付着による感染も少なくありません。 大きさは、直径30ナノメートルと大腸菌などの細菌よりはるかに小さいですが、100個程度の少量でも感染します。(1ナノメートル=100万分の1ミリ。トイレットペーパーの繊維を簡単に通過します)
また、感染しても症状が現れない非発症感染者もいる一方で、低年齢児ほど発症リスクが高いので、小さなお子さんは特に注意が必要です。
●「持ち込まない」「加熱・消毒」「拡げない」で撃退しよう!
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。