2015年11月24日更新
●寒い冬を迎えたときに ④寒さから腰を守ろう
中高年の現代病ともいえる腰痛。夏より冬に痛みを感じ、整形外科などを受診される方が多くなるようです。今回は冬に起こる腰痛のメカニズムと対処法を知り、若さを保ち、冬でもはつらつとした生活をめざしましょう。
●寒さが腰痛を引き起こす!?
寒くなると腰痛を感じる方は、寒さで筋肉が硬直し、末梢神経が圧迫されていることが考えられます。また、冬場は室内でゴロゴロしがちに。運動不足が腰痛への悪循環ともいえるでしょう。
下半身を暖かく、適度な運動
◆下半身を主に体を温めよう◆
入浴時は、少しぬるめの温度でゆっくりつかってください。体が芯から温まります。また、半身浴にすることで下半身に水圧がかかり、ポンプの効果で血行改善が期待できます。外出するときは、カイロや腹巻などの冷え性グッズ使用して体を温め、筋肉の硬直を防ぎましょう。
◆年齢や体力に応じた適度な運動を◆
腰に痛みがあるのに、「なぜ運動を?」と思われるかもしれません。しかし炎症や損傷を起こしている部分をしっかりと支え、筋肉と骨を刺激して強化していく必要があります。そこでおススメなのが、室内でもできるヨガや体操です。自分が痛みを感じないで動かせる範囲で、体調や症状に合わせて気楽に取り組んでみましょう。
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。