2015年11月13日更新
●食中毒警報発令!ノロウイルスの猛威にご注意を!
全国各地でノロウイルスの集団感染が相次ぎ、「ノロウイルス食中毒警報」が発令されています。
新型のノロウイルスも検出されており、今シーズンは大流行の恐れもあります。
『手洗い』を基本とする徹底した衛生管理、食品の十分な加熱などで、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の予防に取り組みましょう。
◇ノロウイルスとは ◇
ノロウイルスによる感染性胃腸炎の主な症状は、下痢、嘔吐、腹痛や軽度の発熱です。通常は2~3日ほどで回復しますが、乳幼児や高齢者、体が弱っている人などでは脱水等により重症となることがあります。
ノロウイルスはウイルスが口から入ることにより感染しますが、食物や水に含まれるウイルスだけでなく、患者の便や吐物に含まれるウイルス(空気中に舞い上がったウイルスによる感染もあるとされています)による二次的な感染があります。症状が消えた後も3~4日、長い場合は1~2週間程も便にウイルスが排出されるので、感染予防上の注意が必要です。
◇なによりも「予防」が大切です! ◇
ウイルス性の胃腸かぜにはワクチンがなく、特別な治療法もありませんので、特に予防することが大切になります。予防にはうがいや手洗いが効果的です。
① 食事前、用便後等にはしっかりと手を洗いましょう。
② 加熱が必要な食品は、十分に加熱しましょう。
③ 患者の吐物や糞便を処理する際は手袋やマスクをし、
床等が汚れた場合は雑巾等に塩素系消毒剤を含ませて消毒しましょう。
④ 症状が現れたら、速やかに受診しましょう。
② 加熱が必要な食品は、十分に加熱しましょう。
③ 患者の吐物や糞便を処理する際は手袋やマスクをし、
床等が汚れた場合は雑巾等に塩素系消毒剤を含ませて消毒しましょう。
④ 症状が現れたら、速やかに受診しましょう。
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。