2015年12月1日更新
●インフルエンザ、ノロウイルスが流行中!しっかり対策を
今年もあと1ヵ月となりました。クリスマスや年始を迎える準備で慌ただしくなりますが、インフルエンザやノロウイルスの対策はお済みですか?
既に、インフルエンザの流行で学級閉鎖も出始めています。ノロウイルスは全国各地で集団感染が相次ぎ、「ノロウイルス食中毒警報」が発令されています。
正しい対策で、健康で楽しい年末年始を迎えましょう。
腕時計や指輪は外し、石けんで、時間をかけて手洗いする習慣をつけましょう。
手洗いをするタイミングは…
・帰宅時やトイレのあと
・調理や食事の前
・ペットを触ったあと
・介護や看護の前後
・せきやくしゃみを手で押さえたあと
濡れたままの状態は細菌やウイルスがつきやすくなるため、手洗い後は完全に水分を拭き取るようにしましょう。
普段から手洗い・うがいを念入りにすることに加え、免疫力アップをはかるため、バランスの取れた食事を取り、早寝早起きをして体内リズムを整えましょう。
適度な運動は、血行を良くして免疫細胞の働きを活発にし、ウイルスに対する抵抗力が高まります。
また、部屋の空気が乾燥するとのどの粘膜の防御機能が低下して感染症にかかりやすくなります。濡れタオルを干すなどし、湿度を60%前後に保ちましょう。
インフルエンザワクチンは、毎年の流行予測に応じて含まれるウイルスの種類が変わります。これまでのワクチンはA型2種類、B型1種類でしたが、近年の流行状況や世界の動向などを踏まえ、今シーズンはB型が2種類に増え、予防できるウイルスの種類が広がりました。
当組合ではインフルエンザ予防接種の補助を行っております。
ワクチンの効果は接種後約2週間後から約5ヵ月とされています。まだ接種をされていない方は早めに接種しましょう!
ノロウイルスには有効な薬やワクチンはまだありませんので予防を第一に、感染が疑われる場合は早めにかかりつけ医を受診しましょう。
★歯磨きもインフルエンザ予防に効果的★
近年「歯磨き・口腔ケア」がインフルエンザの予防に有効であることをご存知でしたか?インフルエンザはウイルスが粘膜に侵入することで発症します。口腔内が不潔な状態だと、歯垢や舌の汚れなどの細菌はインフルエンザウイルスが粘膜へ侵入しやすくする酵素を出します。その結果、感染しやすくなると考えられています。
特に高齢者は口腔内の雑菌が増殖しやすい傾向にあります。正しい口腔ケアを心がけてインフルエンザ予防に役立てましょう。
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。