お知らせ
2015年12月10日更新

●家族で取り組もう お子さまのインフルエンザ対策

 学校や幼稚園・保育園でインフルエンザが流行し始める季節がやってきました。抵抗力が弱い子どもは、大人に比べインフルエンザが重症化する可能性が高くなります。

 例年、患者の約75%は14歳以下の子どもとされていますので、家族ぐるみでお子さまの感染を防ぐことが必要です。

 日頃の体調の変化に気を配り、症状が長引く場合はためらわずに病院を受診しましょう。

お子さまのインフルエンザ予防、こんなところに注意!

 かぜやインフルエンザなどの感染症を予防するには、手洗い・うがい・マスクの着用の徹底と、生活習慣を整え免疫を上げることです。
 次のようなポイントに気を配り、家族みんなでお子さまの健康を守りましょう。


1.充分な睡眠とバランスのよい食事

 睡眠は、病気に対する抵抗力を高め、体の成長を促すためにも大切です。夜更かし避け、朝型の習慣を子どものころから身につけて丈夫な体をつくりましょう。
 食事は、ファーストフードや砂糖の多いおやつなどが多いと免疫が低下しがちです。1日3食、野菜を多めに摂りバランスのとれた食事になるようにしましょう。

2.手洗い・うがいの徹底

 ウイルスは手を経由して口や鼻から体内へ入り込むため、手洗い・うがい・マスクの着用を常に心がけましょう。
 外から帰ったら、トイレのあと、食事の前はもちろんのこと、くしゃみやせきを口で押えたあと、学校や幼稚園などで共有の道具を触ったあとなども石けんで手を洗うように呼びかけましょう。
 汚れが溜まりやすいので、爪は短く整えるようにし、清潔なハンカチやティッシュを常に持たせるようにしましょう。

3.予防接種を受けよう

 ワクチンは、生後6ヵ月以上から受けられます。予防接種は接種後、抗体が十分にできるまでに約2週間かかります。また、13歳未満のお子さまは1~4週間の間隔を空けて2回のワクチン接種が必要です。効果を最大限に活かすためにも早めに接種することが大切です。
 この冬、受験を控えるお子さまがいるご家庭では、家族も感染しないように備えが必要です。
 当組合ではインフルエンザ予防接種の補助を行っておりますのでご利用ください。

夜間や休日にお子さまの対応に迷ったら

明らかに緊急を要する場合は、迷わず医療機関にかかってください

緊急でない場合は、下記の電話相談やホームページをご利用ください

電話相談  小児救急電話相談 #8000
 全国どこからでも、小児科医や看護師からのアドバイスが受けられます。実施する時間帯は都道府県により異なり、愛知県は19時~23時です。深夜対応しているところもあります。
厚生労働省 ホームページ
小児救急医療電話相談事業(#8000)について
ホームページ  こどもの救急 http://kodomo-qq.jp/
 厚生労働省研究班/社団法人日本小児科学会が監修。
 子どもの気になる症状に対し、受診するかどうかの判断の目安や、対処法などの情報を提供しています。

インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から

 毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。

インフルエンザ予防接種はお早めに!!

 ワクチンが十分な効果を維持する期間は、接種後2週間から約5ヵ月とされていますので、流行前の遅くとも12月中旬までには予防接種を受けましょう。


ノロウイルス警報発令中!

きっちり手洗い、しっかり加熱でノロウイルス食中毒の予防を!


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