お知らせ
2016年1月7日更新

●今日は七草―医食同源で健胃に

 今日1月7日は七草粥の日です。
「今年一年家族みんなが元気に過ごせますように」という思いをこめていただきます。また、七草はいわば日本のハーブ。年末年始のごちそうでフル稼働した胃を休める意味もあり、"医食同源"としても利に適っている風習だと言えますね。

七草粥の日

七草粥を作りましょう

 七草はパック販売されているものが手頃です。かぶや大根は、葉つきであれば刻んで入れてみましょう。残ったら、濡れた新聞紙とポリ袋で包んで冷蔵庫へ。翌日のお味噌汁の実として、また、だしと油揚げと一緒に炊いたものも、汁ごと栄養がとれるのでおススメです。


七草粥

★七草粥のポイント

 ・七草はサッと塩ゆでし、水気を絞り刻んでおく。
 ・米は沸騰したら火を弱め、粘りが出るのでかき混ぜない。
 ・炊き上がったら、七草を入れて少し蒸らし、塩で味を調える。


七草について

名称・いわれ 効能・主な栄養素
セリ
「競り勝つ」
食欲増進・健胃・利尿・解熱・便秘など。 独特の香りには消化を促進。体内でビタミンAに変えるカロテン、ビタミンCが豊富。皮膚や粘膜の細胞を正常に保ち、免疫力を高めます。
ナズナ
「撫でて汚れを払う」
別名ぺんぺん草。消炎・鎮痛・利尿・解熱・下痢止めなど。 殺菌、血圧を下げる作用もあり、ビタミンAが豊富。
ゴギョウ
御形=「仏の体に」
せき止め・去痰・扁桃腺炎・利尿など。 たんぱく質やミネラルが豊富。草餅に使われることも。
ハコベラ
「繁栄がはこびる」
利尿・歯痛・消炎など。 タンパク質が比較的多く含まれ、ミネラルにも富む。胃腸の疲れをとり、整腸作用もあります。
ホトケノザ
「仏の安座」
健胃・食欲増進・歯痛など。 食物繊維が豊富で整腸作用があります。高血圧予防にも。
スズナ/かぶ
「神を呼ぶ鈴」
消化促進・解毒・せき止め・そばかすなど。 ビタミンA・C・K、カルシウム、鉄分などが豊富。 ジアスターゼは葉に多く、消化を促進させます。
スズシロ/大根
「汚れの ない白」
消化促進・胃酸過多・二日酔い・せき止め・去痰・利尿など。 ビタミンA・C、カルシウムも豊富。 消化促進させるジアスターゼのほか、食物繊維も多く便秘にも。


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 毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。


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