2016年1月13日更新
●インフルエンザ・ノロウイルスはWでやっつけよう
いよいよ受験シーズン到来。それとともにやって来るがインフルエンザとノロウイルス。受験生、抵抗力の弱いお子様やお年寄りがいらっしゃるご家庭では、特に心配ですよね。しかしインフルエンザもノロウイルスも対策はほぼ同じ。
免疫力・抵抗力をつけ、うがい・手洗い・マスクで自分も家族も守りましょう。
「ウイルス変異の度合いが大きい」国立感染症研究所も注意喚起
昨秋、国立感染症研究所は「新遺伝子型ノロウイルスGⅡ・17が2015-16シーズンに大流行する可能性がある」と発表しました。これは異例のことで、それほど新型ノロウイルスが大流行すると警戒しています。
最大の対策 体にウイルスを入れない
手洗い・うがい・マスク。誰もができる最大の対策ですが、その盲点にも注意しましょう。
●手洗いの盲点
アルコール消毒は、インフルエンザほか細菌対策にはなりますが、ノロウイルスには効果がありません。石けんで手を洗いましょう。 濡れたままでは細菌が手につきやすくなります。水分は完全に拭き取りましょう。
●うがいの盲点
はじめに口に含んだ水はすぐに吐き出します。2回目以降は、できるだけ喉の奥まで届くようにガラガラしましょう。
●マスクの盲点
口だけでなく鼻とあごも覆い、隙間ができないように着けましょう。
生活習慣からウイルスに負けない体を
●疲労・ストレスの解消
疲労やストレスは体の抵抗力を弱めます。早寝早起きで体内リズムを整えましょう。質のよい睡眠は心身のストレスを軽減させます。 また、適度な運動により体力がつくことで、免疫力がアップします。
●栄養バランスのよい食事
ファストフードや糖分の多いおやつばかりだと、免疫力の低下につながります。この時期は特に粘膜を強くするビタミンやミネラル、筋肉を強化し、冷え予防するたんぱく質を積極的に摂りましょう。受験生もできるだけ朝型の生活にし、夜食は控えましょう。夜食をとる場合は、消化の良いものを少量に。
●お風呂を活用した冷え・乾燥対策
お風呂は熱めの湯よりも、ぬるめでゆっくりと。血液循環回数が増え、末端・芯まで温まります。また、入浴後は部屋の乾燥対策に浴室を開放したり、タオルを干したりしておくのもいいでしょう。