2016年1月21日更新
●乾燥肌の季節を上手に過ごしましょう
天気予報で耳にする乾燥注意報。この時期は北風や乾燥、暖房でコチコチかかとにひじや膝、顔や手も荒れやすくなります。「皮膚は健康のバロメーター」とも言われるように、潤いのある綺麗なお肌は健康の証。
家庭でできる対策で、乾燥肌の季節を上手に過ごしましょう。
日常生活で悪化させていませんか?
乾燥肌はかゆみを伴うこともあり、我慢できずについついポリポリ。
そうすると、皮膚の表面が傷ついて炎症を起こし、さらに痒くなるという悪循環に陥ります。
家庭でできる乾燥肌対策
乾燥を起こしにくい生活の心がけや保湿で、肌に潤いを与えましょう。
●水仕事で●
- 洗濯物を干したり取り込むとき
- 布手袋をはめることで、手のかさつきを防ぐことができます。
- 食器や雑巾を洗うとき
- お湯は汚れ落ちや乾きが早いメリットがありますが、洗剤とWで手の脂分も奪ってしまいます。手荒れが気になるときは、ゴム手袋を使用しましょう。
●お風呂で●
- 長湯や熱すぎる湯
- 皮脂の過剰な流出や、かゆみの増幅につながります。温度や時間にも注意が必要です。
- 肌をゴシゴシ
- イタ気持ちいいゴシゴシ洗いは、皮膚を傷つけるだけ。雑菌や皮膚の汚れは、よく泡立てた泡の力だけで落とすことができますよ。
●洗顔で●
- 温度は31℃
- 洗顔後のツッパリ感は水分が奪われて過ぎている証拠。温度は、体温より低めの31℃と覚えましょう。洗顔料にほんの少しベビーオイルを入れるのも一手。
- 化粧水は速攻で
- 洗顔後は、すぐに保湿を。洗面所にも化粧水を置いておくといいですね。
- 定期的にピーリングを
- 肌にトラブルがなければ、ジェル状のピーリング剤でお顔を優しくクルクル。角質が消しゴムのカスのようになってポロポロと出てきます。愛用の保湿剤もより浸透しやすくなり、ひと皮むけたゆで卵肌に。
●栄養面では●
- お肌の基礎づくり
たんぱく質 -
肉・卵・魚介類などの
動物性たんぱく質
豆腐・納豆などの
植物性たんぱく質
- お肌の基礎づくり
- たんぱく質と一緒に
アルカリ性食品 - 野菜・海藻・果物
脂溶性ビタミンが豊富な
カロテン・ビタミンE
法蓮草・春菊・かぼちゃ等
- たんぱく質と一緒に
- 肌のケアに大切な成分
不飽和脂肪酸 - 牡蠣・寒ブリ・タラ・サバ
- 肌のケアに大切な成分
- やっぱりビタミンC
- 旬の柑橘類を鍋に
柚子・かぼす・すだち