2016年2月1日更新
●節分には無病息災を願って恵方巻を丸かぶり
2月4日は立春です。旧暦では、立春を一年のはじまりとしていましたので、その前日2月3日は、旧暦の大晦日にあたりました。
2月3日の節分に豆まきを行うのは、一年間の厄払いのためだったのですね。
今年の十干は丙(ひのえ)で、恵方は南南東。恵方巻を丸かぶりして、福を招きましょう。
「福を巻き込む」恵方巻の食べ方あれこれ
- 恵方を向いて
- その年の福を取り込むため。
- 黙って一気に
- 願いを込めながら食べるので、喋ると雑念が入るから。
喋ると口からご利益が逃げるから。
- 切らずに丸かぶり
- 縁が切れないように。
獲物にくらいついているように見えるため、鬼が怖がって逃げる。
噛み切りやすい海苔も販売されていますから、小さなお子様やお年寄りには、食べやすい細めの恵方巻を作るといいでしょう。
豆まきは「鬼は外!」より「福は内!」を1回多く
おせちの黒豆は「マメに働く」という願いがあることはご存知でしょう。実は黒豆も大豆の一種、黒大豆です。節分では、煎った大豆を当て字で「魔滅(まめ)」と使われ、「魔を滅ぼす」と考えられていました。
さて、この魔滅(豆)まき。鬼門(東北方位)から東→南東→南→西南→西→北西→北と時計まわりに行いましょう。また、「鬼は外!」より「福は内!」1回多く言うと、毎年福が1つずつ増えていきます。そして、魔除け、鬼・厄払いをした後は歳の数だけいただきましょう。