2016年3月4日更新
●花粉症にもジェネリックがお手伝い
花粉の飛散がピークを迎えます。花粉を浴びない対策はしているけれど、やっぱりお薬は必需品。何回も通院される方は、お薬代もかさんでしまいます。そこで、お薬を処方してもらうときは、ぜひ「ジェネリック医薬品」をお願いしてみましょう。効き目は新薬と同等で価格が安く、花粉症の方の味方になってくれます。
安いだけじゃない!
ジェネリック医薬品には「飲みやすさの工夫」もあります
ジェネリック医薬品は、新薬と同じ有効成分を使い、国により定められた基準に従って開発されたものです。その効果や品質、安全性も、新薬と同等であると確認されたものだけが国の認可を受けて販売されています。
また、子どもから年配の方まで、さまざまな患者さんが利用することについて考慮され、大きくて飲みづらい錠剤は小さめにする、苦味に抵抗をもたれやすいものにはコーティングを施すといった工夫もみられます。
ジェネリック医薬品に切り替えるにはどうしたらいいのですか?
まずは医師や薬剤師に相談しましょう。 直接伝えにくい時は、「ジェネリック医薬品お願いカード」や「ジェネリック希望シール」をお使いください。診察券や保険証のケースに入れたり、輪ゴムで束ねるなどして提出するのもよいでしょう。
お手元にない場合や、複数枚必要な場合には、当組合業務課(TEL052-211-2439)までご連絡ください。
ズバリ、どのくらい安くなるのか知りたい方は…
現在服用している薬の製品名を入力すると、ジェネリック医薬品に切り替えた場合にどれくらいお薬代が安くできるかを調べることができます。
不安な方は、まずは「お試し調剤」で
ジェネリック医薬品を利用したことがなく、今までと違う薬を使うのはなんとなく不安に感じる方もいらっしゃると思います。そんな方は、「お試し調剤(分割調剤)」という制度をご利用ください。
この制度を使えば、1枚の処方せんで何回かに分けて薬を受け取ることができます。たとえば1~2週間だけジェネリック医薬品を試してみて、もし合わなければ、元の医薬品に戻すことができます。処方せんを持参のうえ、薬局で薬剤師に相談してください。