2016年4月12日更新
●まだまだ続く花粉シーズンを乗り切ろう!
花粉に悩まされる季節が続いていますね。みなさんもマスクや薬などでしっかり対策されていると思いますが、まだまだ油断は禁物です!
右の図のように、4月に入るとスギ花粉は終息に向かう一方、ヒノキ花粉の飛散のピークを迎えます。ヒノキの花粉はスギ花粉と似ているため、「症状が緩和されたかな」と思い始めた頃、ヒノキの花粉にも反応しやすいといわれています。
口の中がピリピリ。花粉と食物による交差反応とは?
花粉症の方が野菜や果物を食べると口の中がピリピリすることがあります。これは、特定の野菜や果物のたんぱく質を、花粉に似た構造の花粉たんぱく質と認識し、アレルギー反応となるためです。
花粉症の方はこの時季、食べ合わせにも注意しましょう。
偏った食生活を見直してヨーグルトを積極的に
花粉症は「免疫バランスのくずれ」が大きな原因で、その要となるのが"腸"!
腸内の環境がいい時は、善玉菌の働きが活発になるので、免疫の防御反応をスムーズにしてくれます。
逆に腸内環境が悪くなると悪玉菌の数が増加し、免疫細胞に問題が生じて、花粉症やアレルギー症状を引き起こします。
花粉に対する過剰な反応をやわらげるためには、腸内環境を整え、体全体の免疫力とバランスを正常にすることが重要。花粉の時季、「ヨーグルトを食べましょう」と耳にするのはこういった理由からなのですね。