2016年5月12日更新
●禁煙してみませんか? ②喫煙のリスクを知ろう
タバコの煙には、200種類以上もの有害物質が含まれていて、約60種類が発がん性物質です。特にニコチンは、"依存性をもつ薬物"といわれています。がんのリスクを高めるだけでなく、糖尿病や循環器の病気の原因にもなります。
自分のタバコが大切な家族やまわりの人たちの健康にも悪影響を与えていると認識して、禁煙を始めましょう!
喫煙によってリスクが高まる「がん」は、肺がんだけではありません!
タバコに含まれる発がん性物質は、煙の通り道である口や喉・肺はもちろん、だ液と一緒に飲み込まれて食道や胃などの消化管、そして血液に混ざって排出されるまでの経路でばらまかれます。
タバコの煙が直接触れる部分のがん |
喉頭がん 肺がん 口腔・咽頭がん |
タバコの煙が触れない部分のがん |
食道がん 胃がん 肝臓がん すい臓がん 膀胱がん 子宮頸がん |
「COPD」をご存知ですか?
「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」は、長期間にわたる喫煙を経て発症する病気です。
タバコの煙によって気道や肺胞の炎症・破壊が起こり、運動時の呼吸困難や慢性の咳・痰といった症状が出る進行性の病気で、死に至る場合もあります。一度進行すると、治療しても元の健康な状態に戻すことはできません。
まだ認知度が低く、早期に気づきにくいこの病気は、少しでも早く発見して治療を開始し、進行を遅らせることが重要になります。そして、その治療の第一歩は禁煙です!
★ 禁煙にチャレンジしよう!「らくらく禁煙コンテスト」のご案内 ★
当組合ではみなさんの禁煙チャレンジをサポートするために、日本対がん協会主催「らくらく禁煙コンテスト」に参画しています。タバコのリスクを改めて確認し、禁煙にチャレンジしましょう!
くわしくは5月18日(水)にご案内いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。