2016年5月19日更新
●食中毒の予防法を再確認
暑さを感じる季節になりました。梅雨入りももうじきです。
これからの季節、気温と湿度が上がるにつれ、細菌やウイルスが繁殖しやすくなり、食中毒が増えてきます。
死に至ることもある食中毒。手洗いや調理器具の殺菌、食材の加熱を十分に行い、予防を徹底しましょう。
食中毒予防の3原則
「つけない」「増やさない」「やっつける(殺菌)」
予防法1.箸などの食器に、食中毒菌を"つけない"
・ | 肉を焼くときには専用の箸やトングを用意し、口に入れる箸で生肉に触れない。 |
・ | 生肉を扱った調理器具は中性洗剤でよく洗い、熱湯や漂白剤で消毒。 |
・ | せっけんを使った手洗いの励行。 |
予防法2.食中毒菌を"増やさない"保存法に注意
・ | 肉や魚などの生鮮食品は買い物の最後に購入し、帰宅後すぐに冷蔵庫へ。 |
・ | 解凍する場合は、常温ではなく冷蔵庫内で。 |
・ | 冷蔵庫の詰め込みすぎや開閉頻度に注意して、適温を保つ。 |
・ | 調理後、すぐに食べないものはよく冷ましてから冷蔵庫や冷凍庫へ。 |
予防法3.中心部が75℃以上で1分以上の加熱で"やっつける"
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冷凍物では火の通りに時間がかかると知る。 (鶏もも唐揚げ/160~180℃の油で生肉は3分で75℃、冷凍肉は5分後も75℃を超えない) |
・ | 調理後に切ってみて、中心部までしっかりと火が通っているかを確認。 |
・ | レンジ調理では、途中かき混ぜるなどして加熱ムラを防ぐ。 |
もしも食中毒が疑われたら… すぐに医療機関を受診してください
受診までは、 ◆楽な体勢で安静にする ◆水分やナトリウムなどの電解質を補給する ◆自己判断で下痢止めや鎮痛剤を服用しない よう対処しましょう。 |