お知らせ
2016年5月30日更新

●世界禁煙デー ~受動喫煙の怖さも知って禁煙する!~

 世界では受動喫煙の健康被害は明白なものとして、全面禁煙化が進んでいます。
 5月31日の世界禁煙デーにちなみ、好き嫌いやマナー、嗜好だけでは済まされない受動喫煙の問題を考え、まわりも一緒に禁煙に取り組みませんか。

世界禁煙デー

百害どころではない?! 含まれる化学物質は4000種類とも!

 「百害あって一利なし」といわれるタバコ。しかし、タバコそのものには約3000種類、喫煙者が吸い込む煙には約4000種類もの化学物質が含まれていると報告されています。そしてこの化学物質には、毒性や発がん物質があります。

含まれる化学物質(一例)

・アセトン ・・・ペンキ除去剤
・ブタン ・・・ライターの燃料
・ヒ素 ・・・蟻殺虫剤
・一酸化炭素 ・・・排気ガス
・ホルムアルデヒド ・・・シックハウス症候群  など

全身に引き起こすさまざまな病気

病気

喘息/肺がん/COPD(慢性閉塞性肺疾患)/
肺炎/膵臓がん/心筋梗塞/脳卒中/食道がん/
口腔・鼻咽頭がん/動脈硬化/高血圧/糖尿病/
妊娠・出産への悪影響/乳幼児突然死症候群/メタボ  など



吸わない人も禁煙する人を上手にサポート

 禁煙してほしいし応援もしたいけど、サポートの仕方がわからない。そんな不安を持つご家族もいらっしゃることでしょう。上手なサポートで挑戦者もそのご家族もハッピーに禁煙を成功させましょう。

1.時々ご褒美、褒めて伸ばす

禁煙サポート 「○日まで禁煙できたら・・・」というように約束をして、やる気を育てます。少しでも吸わないでいられたなら、とにかく褒めてあげましょう。高価なものでなくても、好物のおかずを用意するなど、まわりがお祝いをすることで、挑戦者は達成感を積み重ねていくことができるでしょう。禁煙継続の秘訣は"自信を持つこと"です。

2.環境を整備

 タバコやライター、灰皿などの喫煙具は処分し、喫煙場所も掃除をしましょう。
 処分が困難な場合は、吸わない人が預かりましょう。

3.禁煙グッズの購入

 吸いたい気持ちを抑えるのに役立つものを購入しておきます。特に口寂しさを紛らわすために、歯ごたえがあり低カロリーのガムや昆布を選ぶといいでしょう。

4.声かけや気分転換も

 禁煙を挑戦者一人の課題とせず、声かけや外出などで気分転換を図り、まわりも一緒に頑張るという気持ちで支えていきましょう。

5.環境を整備

環境を整備

 開始から2週間は、離脱症状が強くなります。イライラや眠気に襲われることもあります。離脱でこのようにさせられているので、落ち着くまで少しの我慢だと思って様子を見ましょう。


花粉対策をお忘れなく!

花粉の飛散状況をチェックして、しっかり対策しましょう。



紫外線が強くなってきています。ご注意ください!