2016年5月2日更新
●長時間の運転に注意~外出先でのストレッチ~
ゴールデンウィークには帰省や行楽地への交通手段として、マイカーや高速バスを利用される方も多いと思います。
長時間同じ姿勢でいると、エコノミークラス症候群にかかる危険があります。
目的地で思う存分楽しむためにも、移動中の健康にも注意しましょう。
★ エコノミークラス症候群 ★
医学的には「深部静脈血栓症」といい、肺の血管に血栓が詰った場合は「肺塞栓症」といいます。
飛行機に限らず、バスや車でも長時間同じ姿勢で座ったままとなれば、エコノミークラス症候群の危険があります。
実際、タクシードライバーが勤務中に発症し、死亡したケースもあります。
飛行機に限らず、バスや車でも長時間同じ姿勢で座ったままとなれば、エコノミークラス症候群の危険があります。
実際、タクシードライバーが勤務中に発症し、死亡したケースもあります。
長時間の運転で疲れがたまり、運転中の判断が鈍るととても危険!
「狭くて動きづらい」「寝るに限る」「水分を摂るとトイレが心配…」などと車内でじっとしていませんか?
長時間動かないでいることは、かえって危険になることも。車中で溜まったストレスや疲労を回復させるための簡単なストレッチを紹介します。
一番気にかけてほしい足
「第二の心臓」といわれる足。
血液循環をよくするためにも、特につま先から足首を動かしましょう。
・足指でジャンケンのグー、パーを交互に行う。
・地にかかとつけて足先を立てて上下に動かす。
・足首を回す。
・ふくらはぎをもんだり、指圧する。
高さ10cm程度の台に足をのせておくと、むくみ軽減が期待できます。
腕 | 座ったまま両手を組み、手のひらをかえして頭上へ引き上げましょう。のびをするようなスタイルです。 |
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肩甲骨 | 右腕をまっすぐ前に出したら、左手を右肘から二の腕あたりに当ててぐっと胸の方に引きつけます。同じように左腕も行います。 座ったまま後手に組んで、胸を張りながら腕を下に引き伸ばしましょう。 |
首・肩 | 肩をすくめて上げ下ろしします。首も左右に回してみましょう。 |
SAやPAを上手に利用しよう
こまめに休憩をとるようにしましょう。トイレ休憩として利用するだけでなく、車外へ出たら全身を大きく動かして、体をほぐしましょう。
周辺を少し歩いて、気分転換を図るのもいいですね。