2016年7月13日更新
●気をつけていますか?夏の食中毒対策
暑い日が続く本格的な夏がスタートしました。これから気温と湿度が上がるにつれて、サルモネラ菌や大腸菌などが繁殖しやすくなり、食中毒が増えてきます。
食中毒になると激しい腹痛や下痢などが起こり、場合によっては死に至ることもあります。
食材の加熱など、自分でできる予防を行いましょう!
サルモネラ菌 | 腸管出血性大腸菌 (О157、О111など) |
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特徴 | 動物の腸、河川や下水にすみ、乾燥に強い | 少ない菌でも発症するが、熱や消毒剤に弱い |
感染原因 | 卵とその加工品、肉類(特に鶏肉)などが原因になりやすい | 加熱不十分な肉類、生野菜などの水を介する食品が原因になりやすい |
症状 | 激しい腹痛、下痢、発熱、嘔吐 | 腹痛、水のような下痢、出血性の下痢 |
食中毒予防の三原則
★ つけない ★
手や食材、まな板などをこまめに洗う。
★ 増やさない ★
調理したらすぐに食べる。冷蔵庫を過信しない。
★ やっつける ★
肉は中心部まで十分に加熱する。
家庭で食中毒を防ぐポイント
【下準備・調理】
●包丁・まな板は、できれば肉用、魚用、野菜用を使い分け、
肉・魚を切ったら洗って熱湯をかける。
●冷凍食品は使う分だけを、冷蔵庫内または電子レンジで
解凍する。
●加熱する時は、中心温度75度以上で1分以上加熱する。
【残った食品の処理】
●残った食品は、浅めの容器に小分けにし、粗熱が取れたら
冷蔵庫や冷凍庫に入れる。
●温め直すときも、中心温度75度以上で1分以上、
十分加熱する。
●少しでも怪しいと思ったら、思い切って捨てる。