2016年7月28日更新
●7月30日は土用の丑の日
7月30日は土用の丑の日です。この日は昔から鰻を食べる日として親しまれてきました。
特に今年は、観測史上最も暑かった2010年と海や大気の状況が似ているところがあるそうです。気象庁の季節予報でも、夏の後半から暑い日が多くなる見込みと発表しています。
夏を乗り切る土用の行事食「鰻」で精をつけませんか?
万能食品 鰻
カロリーが高く、脂も多いのでは?いやいや、鰻丼は他の丼物に比べて意外とカロリーが低く、魚の脂(不飽和脂肪酸)は動脈硬化などの生活習慣病予防に役立ちます。
主な栄養成分と そのはたらき |
1食あたりに含まれる栄養価と栄養充足率 | 一日あたりの 摂取基準 | ||
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鰻丼 約670kcal |
天丼 約750kcal |
親子丼 約760kcal |
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●ビタミンA 体の抵抗力を高める、目の働きに良い効果、スタミナ不足に。 |
1,050μg 475% |
15.54μg 7% |
119.09μg 53.8% |
500~650μg |
●ビタミンB1 脳の働きに関与し、疲れや倦怠感を防ぐ。 |
0.6mg 187% |
0.15mg 46% |
0.19mg 59.3% |
0.9~1.2mg |
●ビタミンB2 多くの栄養素の代謝を助け、爪や髪、皮膚を健康に保つ。 |
0.56mg 155% |
0.11mg 30% |
0.32mg 116% |
1.0~1.3mg |
●ビタミンD カルシウムの吸収をよくし、丈夫な骨や歯をつくる。 |
13.31μg 739% |
0.11μg 6% |
1.08μg 60% |
5.5μg |
●ビタミンE 抗酸化作用をもち、老化防止に。 |
3.42mg 155% |
2.77mg 125% |
0.84mg 38.1% |
6.0~6.5mg |
●カルシウム 心臓の動きや血液状態を正常にする、緊張や興奮を緩和する。 |
325.04mg 52% |
38.3mg 17.3% |
59.5mg 26.9% |
550mg |
●鉄 全身に酸素を供給して貧血を予防。免疫力を高め、粘膜を丈夫にする。 |
0.99mg 28.3% |
0.87mg 24.9% |
2.06mg 59% |
6.5~9.0mg |
●DHA 悪玉コレステロールを抑制、記憶力を向上、視力を回復させる。 |
910mg | 84.17mg | 77.58mg |
合わせて 1g以上 |
●EPA 血液中の中性脂肪やコレステロールを抑える。 |
525.02mg | 33.29mg | 13.4mg |
(「日本人の食事摂取基準(2015年版)」より30~49歳の男女を基準に作成)
おつまみにピッタリ、鰻の肝もいかが?
高価になった鰻。なかなか手が出ないというときに、鰻の肝はいかがでしょうか?
串刺しにしたものがスーパーのお魚コーナーや惣菜売り場に置いていることがあります。
身に劣らず、その栄養価はスッポンよりもまさるとも言われています。