お知らせ
2016年8月4日更新

●怠らずして起こさせない、食中毒対策

 食中毒の原因は、「細菌」と「ウイルス」に大きく分けられます。ウイルスは低温乾燥の環境を好むため、この時期は、細菌による食中毒が増えてきます。
 食中毒は「起こすのも、予防するのも人」です。正しい知識をもち、気を緩めずしっかり予防していきましょう。

食中毒発生件数

家庭でできる予防のポイント

菌は購入時から食品についていて、増殖していても、見た目やにおいではわかりません。また、調理時は食品の温度と水分への配慮を怠らないことがポイントです。

◆食品を買うとき

新鮮な食材

 新鮮なものを選び、肉や魚は買い物の最後にする。
 汁などが漏れないように、ビニール袋などに分けて包み、保冷剤や持ち帰り用の氷を入れる。

◆家庭で保存するとき

家庭で保存

 保存時に肉や魚の汁などが、他の食品にかからないようにする。
 冷蔵庫は、10℃以下で中身は7割程度にとどめ、冷気を循環させる。冷凍庫は、-15℃以下で隙間なく詰める。

◆調理のとき

調理

 調理台はきれいに拭き、タオルやふきんは清潔なものに交換しておく。
 調理前に石けんで十分に手を洗い、肉や魚を触った後も一旦手を洗う。
 調理途中のものは冷蔵庫へ入れる。

◆食事のとき

手洗い

 食前に手を洗い、すぐに食べる。残りものは清潔な容器に移し、冷めてから保存する。時間が経ちすぎたり、菌の増殖が疑われるものは捨てる。

調理の注意点

★ 肉料理
厚みを減らし、小さく作るなど、中まで火を通す工夫をする。
肉汁が透明になっていたり、赤みがなくなったことなどで確認を。

刺身

★ 魚料理
調理前に真水でよく洗う。
・刺身は購入した日に食べ、残った場合は加熱する。

★ 野菜料理
流水でよく洗う。
・茹で野菜はサッと茹でる。
・熱いものと冷たいものは一緒に和えない。

卵料理

★ 卵料理
・殻にヒビが入ったものは、生で食べない。
固まるまでしっかり加熱。
・ふわとろのオムレツやスクランブルエッグは避ける。

★ ごはん
・梅干か酢を入れて炊くと食中毒予防に。
・おにぎりはラップや調理用の手袋等を使用する。



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