2016年8月5日更新
●自分の肌タイプを知って紫外線対策
肌の老化の約80%は、紫外線が原因といわれています。紫外線は、体内でビタミンDを作って骨を丈夫にするなど、体によい作用をもたらしますが、逆に悪影響を与える一面もあります。
紫外線の正しい知識と自分の肌タイプを知って、紫外線対策に活かしましょう。
知っているようで知らない紫外線
・曇った日でも紫外線は50~60%程度届いています。
・紫外線のA波はガラス窓を通過します。
家の中でも、長時間窓際にいれば紫外線の影響を受けます。
・日焼け止めは時間が経過すると効果が低下するので、塗り直しましょう。
自分の肌タイプを知って、紫外線対策に活かそう
日本人の肌タイプは、真夏の太陽に当たったとき、どのような変化があるかによって、大きく3つに分けられます。紫外線によるダメージを受けやすいタイプの人は、こまめに日焼け止めを塗るなど、ご自分のタイプに合わせた紫外線対策を心がけましょう。
また、防御力が高い日焼け止めは肌への負担も大きい場合があります。目的によって使い分けるのがコツです。
タイプ | 日本人の肌タイプ | 日焼け止めを選ぶめやす | |||
---|---|---|---|---|---|
通勤、買い物、 洗濯物を干すなど |
レジャー、飛行機 屋外スポーツなど |
||||
SPF | PA | SPF | PA | ||
Ⅰ | 日焼け後、すぐに赤くなるが、黒くならない。紫外線によるダメージを受けやすいので、皮膚がんになりやすい。 | 10~20 | +~ ++ |
30~50+ | ++~ ++++ |
Ⅱ | 赤くなった数日後に黒くなる。スキンタイプⅠとⅢの中間。日本人にもっとも多い。不必要な紫外線を浴びない工夫を。 | 20~50+ | |||
Ⅲ | 赤くならずに黒くなる。紫外線ダメージを受けにくい。メラニン色素による防御能力が発達しているが、その反面、シミやくすみなどの色素沈着を起こしやすい。 | 5~15 | 15~30 |