お知らせ
2016年8月15日更新

●真夏の健康管理 ②夏バテ予防する食事

 夏は苦手。食欲もないのに、料理なんてしたくない。暑さからこんな悪循環に陥っていませんか?
 簡単に食べられるおにぎりや菓子パン、麺類だけだと栄養が炭水化物に偏りすぎ、栄養不足から夏バテになってしまいます。

 「無理なく、少しずつ」、この時季の食生活を見直しましょう。

夏バテ予防する食事

不足栄養素を補う前に、食生活を整えよう。

 体調不良の背景には、食生活の乱れが考えられます。下のチェックと手順で、食生活を整えることから始めましょう。


第1ステップ 第2ステップ 第3ステップ
☑一日2食の日がある
☑朝食は飲み物だけ

エネルギー補給

エネルギーが不足すると、頭も体も働きが鈍くなります。一日3食きちんと摂りましょう。昼食前に強い空腹を感じたら、朝食の量が不足しています。
☑菓子パンが食事代わり
☑麺や丼物の単品が多い

三大栄養素をバランスよく

たんぱく質・脂質・炭水化物のバランスが崩れると疲れやすく、集中力も落ちます。穀類とたんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品)を組み合わせて食べましょう。
☑野菜をほとんど食べない
☑加工食品が多い

野菜の摂取

野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維、疲労回復に役立つ成分が多く含まれています。栄養価が高く色の濃い野菜や、素材に近い食品を意識しましょう。

夏バテ改善のメニュー例


●暑さが苦手、栄養ドリンクでやり過ごすAさん

 残業が多く、食事はコンビニの菓子パン、牛丼店やうどんで済ませている。職場の冷蔵庫には栄養ドリンクがぎっしり。

いつもの食事 改善メニュー
朝食 菓子パン ツナや卵、野菜の入ったサンドイッチとカフェオレ
昼食 うどん 月見そば・鮭おにぎりに野菜サラダをプラス
夕食 栄養ドリンクと牛丼 牛丼に温野菜サラダ、野菜ジュースやヨーグルトもプラス
栄養バランス

 栄養素はお互いに作用して体を作るため、バランスの取り方が大切です。手軽な食品に偏るのではなく、楽しみながらいろいろな食品を食べ合わせることが、夏バテ防止のポイントです。



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