2016年8月16日更新
●冷房病対策をしていますか?
熱中症予防のためにエアコンをつけても、今度は寒いと感じることがあります。どうしたらいいのでしょうか?
夏は冷房で体の表面を冷やすだけでなく、冷たいものを多く飲食するため、実は一年の中で最も体が冷えやすい季節でもあります。
冷房病から体を守る対策を考えましょう。
◆ 「冷房病」とは… ◆
冷房がよく効いた室内に長時間いたり、暑い室外と行き来したりすることで、自律神経のバランスが崩れ、血液の流れやホルモンバランスに異常が起こる病気です。足腰の冷えや手足のしびれ、頭痛、肩こり、神経痛、食欲不振などです。
特に女性は熱をつくり出す筋肉量が少ないため、男性よりも冷房病にかかりやすいといわれています。
室内と外気の温度差は5℃以内が理想です。設定温度が低くしすぎていないか、確認しましょう。
◆ 気軽に出来る冷房病対策 ◆
◆体を温める食材を取る
生姜、にんにく、ニラ、かぼちゃ、ピーマンなど体を温め、血流や代謝がよくなるといわれている食材です。唐辛子や胡椒もおすすめです。
◆ストレッチやウォーキング
少し息が弾む程度のウォーキングや、ストレッチをして全身の血流を良くしましょう。自立神経の働きも良くなります。水分補給を忘れずに。
◆入浴や足湯をする
暑くてシャワーで済ませがちですが、根本的な冷え改善には入浴や、足湯もおすすめです。入浴剤やアロマオイルを入れると贅沢な気分にもなれます。
◆「首」を温める
首、手首、足首は、温めると冷えが改善されると言われています。 スカーフやレッグウオーマーなどを、オシャレを兼ねて取り入れてみましょう。