2016年9月28日更新
●今シーズンのインフルエンザ情報
冬のインフルエンザの流行対策として、当組合では10月からインフルエンザ予防接種補助が始まります。
インフルエンザの予防法のひとつとして、「ワクチン接種」があります。もしも感染しても、症状を軽くし、重症化を防ぐ効果が期待できます。
流行が早く始まる時期もありますので、早めにワクチン接種を済ませておくと安心です。
インフルエンザワクチンは、毎年の流行予測に応じて含まれるウイルスの種類が変わります。これまでのワクチンはA型2種類、B型1種類でしたが、昨年からB型が2種類に増え、予防できるウイルスの幅が広がりました。
ウイルスに感染しないためには、まずは免疫力を高めておくことが大切です。栄養のあるバランスがとれた食事、適度な運動、そしてしっかりとした休養(睡眠)に加え、「手洗い」「うがい」に「マスクの着用」などを徹底し、インフルエンザの流行に備えましょう。
インフルエンザは、例年12月~3月に流行のピークを迎えます。インフルエンザワクチンは、接種から約2週間後に効果が現れ、その後5ヵ月間ほど効果が続くとされています。特に2回接種が必要な13歳未満のお子さんなどは、12月の流行に備えて計画的に接種しておきましょう。
※6ヵ月以上13歳未満のお子さんは2回のワクチン接種が必要です。2~4週間の間隔をあけて2回受けることになりますが、免疫効果を上げるためには4週間あけるのが望ましいとされています。
免疫力が低下している(もともと低い)と考えられる人は、重症化する恐れがあるので、特にワクチン接種がすすめられます。
例えば、高齢者、乳幼児(生後6ヵ月以降)、妊婦、持病のある人などです。そのほか、受験生など流行時期に重要な予定を控えている人やその家族、高齢者施設など感染が広がりやすい施設で過ごす人なども、接種がすすめられます。